猛暑がコメに影響…暑さに強い“ブランド米”登場 スーパーのコメ平均価格は下落続く…“おかわり”復活も
近年猛暑が続く中、お米の品質に影響が出てしまうこともあるといいます。そうした中、暑さに強いという新しいブランド米が登場しました。
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香りが食欲をそそる脂がのったカルビを、一口ほおばれば…
客
「おいしい!」
すかさず欲しくなるのが、炊きたてのライスです。
客
「おかわりします」
焼き肉に欠かせない“相棒”なので、ついついおかわりします。
客
「(Q.ごはんおかわり無料?)無料です、無料。最高ですね」
実はこちらの焼き肉チェーンでは、コメの高騰を受け、去年6月に“おかわり無料”を中止しました。
しかし、客の要望を受け、先月、一部店舗で“復活”させました。
■「助かりますね」スーパーのコメが安く

実はいま、日本人の主食のコメが、安くなっているんです。
埼玉県のスーパーでは、最安値で茨城県産のコシヒカリは5キロで3111円です。
「news every.」取材班
「3100円台のコシヒカリ、カゴに入れました」
平日で130袋、土日となると250袋ほど売れるといいます。
客
「安くなってると思います。助かりますね」
なかには…
コメ3袋購入
「(Q.コメ3袋も)うちと二世帯住宅の息子夫婦と、こちらさん(娘)と」
「“お土産”でいただきます」
■コメ価格下落のワケは…

2024年には、店頭からコメが消え、価格が高騰した“令和のコメ騒動”がありました。
スーパーでの販売価格は、年明けに5キロ・4416円と過去最高値になりました。
しかし、それ以降は下落傾向にあり、15日に発表された最新の価格は3742円となりました。価格下落のワケは…
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ヤオヒロ東店・藤井正仁店長
「みんな在庫を抱えちゃってるところがある。(問屋に)安くしてもらう代わりに頑張って量は売る」
コメの在庫が増えているため、安く仕入れられるようになったといいます。
■イラン情勢“直撃”…生産者は悲痛な声

一方、田植えの時期を迎えた生産者からは、悲痛な声があがっています。
金井農園・金井繁行さん
「石油から作られる原材料を使っているので、今年の秋から3割アップ」
紙製にみえる袋も…
金井農園・金井繁行さん
「印刷するインクが石油から作られる」
石油由来の原料から作られる袋や、生育に欠かせない肥料など“新米シーズン”にイラン情勢の影響が“直撃”しそうなのです。
■「夏の暑さに強い」新たな品種も

さらに、気になるのは、コメの“敵”である夏の猛暑です。
暑さに強くない主力品種「コシヒカリ」は高温障害が起きると粒が白く濁り、価格が下がってしまうこともあります。
イラン情勢による生産コスト高騰と、猛暑による価格低下という“二重苦”に直面するリスクがあるのです。そこで、こちらの農家が3年前から作り始めたのが…
金井農園・金井繁行さん
「コメの品種は『ゆうだい21』です」
耳なじみのない「ゆうだい21」は、まさに15日が田植え初日。その特長は…
金井農園・金井繁行さん
「『ゆうだい21』は夏の暑さに強い。非常に作りやすい品種」
暑さや病気などへの耐性があるといいます。肝心の味は…
記者
「もっちりした食感で優しい甘みを感じます」
こちらの農家では現在、コシヒカリの生産がおよそ9割と主力ですが、今後は「ゆうだい21」の生産を増やしたいといいます。
手頃になりつつあるコメの価格ですが、猛暑に強い品種が新たな希望となるのか、注目です。