「日本人の心持ちが表れている」花嫁衣裳打掛の名品35点を展示 白鷹町で歴史と美を紹介
花嫁衣裳として古くから着られている「打掛」の展示会が今、白鷹町で開かれていて、きらびやかな着物の数々が会場を彩っています。
この展示会は宮城県加美町の中心部、中新田地区でおよそ300年の歴史を持つ呉服店「染萬」などが開いたものです。
中新田地区は江戸時代、最上川舟運で酒田港から運ばれてきた関西の品物を大石田町から仙台藩へと運ぶための中継地として栄えました。
会場には「染萬」が戦前から昭和にかけて仕入れ、店の蔵に収蔵しているおよそ300点の「打掛」のうち選りすぐりの35点が展示されています。いずれも保存状態が良く、赤や白を基調としたきらびやかな着物の数々が会場を彩っていました。
夏場に利用されていた「打掛」です。通常のものと比べて、入っている「綿」の量が少なく、着ていて暑くならないよう工夫がされています。また、「アヤメ」や「ボタン」といった初夏を思わせる花々があしらわれていて、涼やかなデザインとなっています。
白鷹町文化交流センターあゆーむ橋本 淳一 館長「最近では打掛を着る結婚式は非常に少なくなっている日本の一時代を飾った衣装文化どれだけ豪華絢爛なものだったのか分かると思うのでそこら辺を楽しんでほしい」
17日には「打掛」を羽織って記念写真を撮ることができるイベントなどが予定されています。「打掛名品展」は白鷹町文化交流センターあゆーむで24日まで開かれています。
