鎌倉市、市民と宴席にルール 幹部のSNS写真掲載問題受け

鎌倉市役所の新庁舎整備を担当する市幹部と移転推進派の市民との宴席の様子が交流サイト(SNS)に掲載された問題を受け、松尾崇市長は11日の定例会見で「市民に疑われることがない形で市職員として地域活動や仕事ができるように(ルールを)明確にしたい」として、市職員と市民との宴席や交流などについてガイドラインを作成する意向を示した。市幹部の更迭については明言しなかった。
問題を巡っては4月、市庁舎整備課長が移転推進派の複数の市民と飲酒し、カラオケに興じる写真が投稿され、市議会で「市民から疑念を持たれる」と問題視された。この市民らはこれまでも市の説明会で移転反対派にヤジを飛ばしたり、移転推進を求める陳情を市議会に提出していた。
市職員の公正な職務執行を定めた市条例では「市民の疑惑や不信を招く行為はしてはならない」と定めている。市コンプライアンス課は「一般論で公共事業を受注する可能性のある業者や団体との飲食は望ましくない」としているが、明文化されていなかった。
