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裏切りの大相撲観戦へ!

本日はお出掛けの記録です。大相撲五月場所の観戦に行ってまいりました。これで今年は初場所・春場所につづく3場所連続での観戦となりました。「ますます相撲熱が高まっているようですね!」という話もあながち間違いではないのですが、実態としてはこれは裏切りの連鎖という話です。

かねてより相撲仲間と国技館での本場所観戦に繰り出すことを恒例としていたのですが、昨今の大相撲人気の高まりによってチケット入手が大変難しくなってきております。その結果、「14日目か千秋楽のマス席を狙う」というコンセンサスのもとで集団応募を行なっている相撲仲間との観戦会は、昨年九月場所以降、初場所、五月場所とずっとハズレがつづいているのです。そのため最近では「これはもう巡業とか遠征に行くしかない!」という話になり、3月には大阪まで春場所観戦に繰り出した次第。

とは言え、それはそれと言いますか、チケット不運勢に付き合いきれんと言いますか、別に千秋楽とかにこだわらなければまだまだチャンスはあるわけで、僕は持ち前のチケット剛運を活かして初場所もこの五月場所も自分のチケットはしっかり確保しているのです。万が一にも日程が被らないように初日とかにズラしてはいますが、それが功を奏してレアポケモン化しつつある横綱・大の里などもしっかり拝見しちゃっていると(←相撲仲間はまだ見ていない)。

で、そんな裏切りの個人観戦の話はなかなかしづらいものですから、「当たりませんなぁ」「インバウンド人気がすごいですなぁ」「国技館を建て替えて3万席にすべき!」みたいな適当な相槌で話を合わせておりましたところ、「五月場所もダメだったのでこうなったら名古屋場所へ出陣じゃあ!」と相撲仲間が勢いづいておりまして、どうやら名古屋場所にも行くことになりそうなのです。もしかしたら年6場所全通みたいなことになるんじゃないかという気もしてきましたが、ま、それはそれで楽しくていいかもしれませんね。

↓ということで、やってまいりました大相撲五月場所初日!




国技館周辺はすでに大変なにぎわいで、そのにぎわいぶりは年々高まってきているような気配もあります。入り口前の道路には入り待ちをするファンが人垣を成しておりますし、両国駅との中間にあるちょっとしたスペースには小錦さんの売店を含んだアパレルショップや雑貨店、大型テントを張ってのBBQレストランなどが展開され、ちょっとした闇市のようなボリューム感になっています。もはやチケットの有無関係なしに人が集まりそうなお祭り感です。

僕はそのなかを「正規のチケットを持っている者です」「正規の選ばれし者です」「正規の観戦者です」と肩で風切って進み、入場口のQR親方にチケットを提示してピッとしてもらいます。もはや親方がいなくても端末だけ置いてあれば済むような気もしますが、この早速のお出迎え、グリーティングが嬉しいですよね。

入場しますとロビーには何やら行列ができています。これはおなじみの大相撲ファンクラブ来場者抽選プレゼントの列である模様。場外にまではみ出す長い列を見れば、なるほどチケットを取れないのも当然だなと思います。有料上級会員の着実な増加によって、庶民のスポット観戦はどんどんチャンスが少なくなっているのでしょう。これは早晩、中日・7日目への撤退戦を余儀なくされるかもしれませんね。

↓めちゃめちゃランダムステッカーの領域がデカいルーレット抽選で、期待値通りにランダムステッカーが当たりました!



その後はこれまで長い列ができている相撲博物館の展示を拝見しにいきます。今回は「江戸相撲の風景」をテーマに、貴重な品物の数々を展示しているとのこと。江戸時代に活躍したとされるほぼ伝説上の力士たちにまつわる、リアリティをともなう展示品の数々は、それだけ見ていても半日くらいは過ごせそうなものばかり。雲龍が横綱免許を受けるための弟子入りに必要な身分証明のための連帯保証人の証書、みたいなものも展示されており、まじまじと見てしまいました。よくよく内容を見ると「キリシタンではございません」とか書いてあって、英訳せずにサラッと展示するくらいがよさそうだななんて思いましたよね。

↓第10代横綱・雲龍の身分保証書だそうです!



↓こちらは第7代横綱・稲妻の化粧まわしだそうです!



↓最強の誉れも高い雷電の羽織だそうです!



その後は国技館内の散策へ。天皇賜杯などの展示コーナーでは、国分首都圏杯をまじまじと観察することができました。コンビーフ缶、パイナップル缶、はぜの甘露煮缶、ブドウジャム缶などさまざまな缶詰を組み合わせて作られたトロフィーはもはや副賞そのものといってもいいような存在感を示しています。これで実際の副賞がコンビーフ1年分だったりするのは若干の肩透かし缶もあるので、いろんな缶詰1年分になるといいなぁと思いましたよね。

そして、人気のガチャコーナーはますます拡大をつづけ、いつの間にか錦絵売りのおじいさんとかスイーツ親方のパン屋みたいな個性派売店は一掃され「空いているスペースは全部ガチャにしよう」みたいな勢いでガチャガチャが並んでいます。今場所は新アクスタが多数追加されており、皆さんふるってガチャをまわしているようでした。

ガチャを見ていたらお買いもの意欲が高まってきましたので、少し段取りとしては早いですがお土産を物色することに。親方衆がPayPayとかd払いで決済してくれることでおなじみの公式売店すも〜るに向かいまして、今場所から登場らしい「横綱のたまごまんじゅう」なるお菓子をゲット。角界では「2本足で立つ」ことから鶏は縁起物とされており、鶏のチカラを授かるために部屋では毎日毎食ゆで卵を食べることが義務付けられておりますので(※食べるときは土俵にまいた塩をリサイクルして使います)、そのあたりを意識したお菓子なのかなと思いました。途中から嘘ですが、まぁ大体そんな話だと思います。

↓缶詰は日持ちするので副賞としてありがたい国分首都圏杯です!



↓大相撲ガチャはますます勢いを増し、1階も2階もガチャだらけです!



↓いつの間にか歴代横綱の写真が張り替えられていました!



↓力士の写真は全部フリー素材として使用できるのが強い、公式売店すも〜る!



↓すも〜るで横綱のたまごまんじゅうをゲットしました!



さらに散策はつづき、2階フロアへ。ガチャのほかシールのプリント機や缶バッジの販売コーナーなどが展開されているなか、目を引いたのは力士集合ウッドパネルなる商品。あまり認識していなかったのですが去年から売っているヤツのようで、令和7年五月場所の関取衆の集合写真をウッドパネルにした限定品だとのこと。「限定のまま1年経過…」「限定というか売れ残りというか…」「去年の写真だから遠藤とか普通にいるね…」などと今さら言うのも無粋だと思い、「売れますように」とお祈りをして見送りました。この写真、太っている人の家に飾ってあったら「絶対この人元力士なんだろうな」って思ってもらえると思うので、120キロくらいある方にオススメです。

↓2階で好評発売中だった限定品の力士集合ウッドパネル!



↓等身大とは言ってないので特に問題ないと思われる看板フォトスポット!



↓モノクロで撮影したわけじゃなく日焼けで色が飛んだ顔出し看板フォトスポット!



ふぅー、ひとしきり場内の見回りも終わったので、恒例の国技館地下ちゃんこで腹ごしらえといきましょう。初日は音羽山部屋の特製しょうゆちゃんこが提供されておりました。うむ、鶏肉がぷりぷりで美味しい!その後は国技館カフェのソフトクリームをいただきました。お寿司屋ら弁当やらも物色したかったのですが、朝食をしっかり食べてしまったのであまりお腹が空いていなかったのと、なじみの立ち食い寿司のお店が尋常じゃない行列になっていたので今回は見送りました。「STANDING SUSHI THIS WAY」とかわかりやすい案内もついていて、お寿司はインバウンド向けのお店になっていくのかななんて思いました。

↓音羽山部屋の特製しょうゆちゃんこ美味しかったです!



↓世界で人気上昇中だと聞く抹茶フレーバーのソフトクリームをいただきました!



食事を終えたあとは入り待ちをしに場外の通路へ向かいます。もう幕内衆も会場入りする時間となっており、阿炎や竜電、御嶽海や王鵬、隆の勝や琴勝峰、藤青雲や翔猿などの入場を見守ります。会場入りの際に見た場外の人垣はさらに厚くなっているようで、だいぶ遠くから拍手やら呼びかけやらが聞こえるのは大変な人気ぶりだなと思いました。まぁそれも当然と言えば当然なのですが、力士衆は結構呼びかけに反応したり、若い衆などはファンと世間話したり記念撮影したりもしていますので、そりゃ入り待ちにも気合が入るというもの。

そのグリーティングパワーみたいなものを僕も感じることになったのは、入り待ち後の散策の時間です。たまたまなのですが、公式マスコットのひよの山らがぶらつく時間にぶち当たりまして、カメラなど構えていたら熱烈なアピールをしてくれたのです。熱烈過ぎて体当たりされるみたいな感じになったのですが、なかなか貴重な体験をさせていただきました。この日のひよの山、赤鷲、あんこ山、いずれも対応がとてもフレンドリーですごくよかったです!

↓力士たちの入場待ちをしました!気合い漲るこちらの力士は琴勝峰です!



↓ファンへの圧がすごいこちらのマスコットはひよの山です!



↓「帰ろうとしたら赤鷲にドアを閉められた」芸をいただきました!

そんなこんなで長い散策を終えまして、いよいよ相撲観戦へ。すでに十両の取組が始まっており、脊髄損傷の大怪我から3年ぶりに関取に返り咲いた炎鵬の取組にはひときわ大きな拍手が送られていました。今場所で炎鵬は関取在位30場所に到達し、引退後の年寄名跡取得の要件を満たします。首を大事に、場所をつとめて、ゆくゆくは宮城野部屋再興などのさらなる夢に向かっていってもらえたらいいなと思います。

↓炎鵬は初日白星発進で場内からさらに大きな大歓声!



↓友風と北の若の取組では決まり手「つき手」をいただきました!



↓十両の取組の合間には協会からのご挨拶もいただきました!



↓なお、期待の横綱・大の里と大関・青安錦は休場ですが「まことに遺憾」とのことでした!



幕内土俵入りやら横綱土俵入りやら賜杯・優勝旗の返還やら優勝額の除幕式やらを見守りつつ相撲を堪能していきます。優勝争いの緊張感とは縁がない一日ではありますが、これから場所が始まるぞという初日の高揚感はこれはこれでまた格別だなと思います。野球とかサッカーでも、よほど自分の推しチームの成績と関連でもない限りは最終戦より開幕戦のほうが盛り上がる感じもありますし、ホント裏切って置いてきた相撲仲間たちもこれからは初日路線に変更したらいいのになと思いましたとも。

↓初日は懸賞旗を見るのも楽しいですよね!コチラは何らかの舞台の告知です!



↓バーガーキングさんは肉とチーズがぶつかり稽古する巨大バーガーの懸賞を掲出!下ネタだとするとバンズは布団扱いってことですかね!(←違う)



↓大相撲を見ているお年寄りが食いつきそうなAI不動産投資なる懸賞も!今すぐ年金ぶち込まなきゃ!



取組は順調に進んで終盤戦へ。先ほどランダムステッカーをいただいた義ノ富士と入り待ちをした琴勝峰との運命的取組では、天井席から見ていてもわかるくらいの差し違えが起きるという一幕も。この取組を裁いた木村晃之助さんは三役行司ということで、いずれは式守伊之助、木村庄之助となっていくのかなと思いますが、初場所の霧島と一山本の足の出るのが早いか遅いかの差し違えやら、春場所の大栄翔が高安に押し出されるのを体当たりで一回止めたやつとか、最近珍事がつづいているので意識して注目していきたいなと思いました。

↓みんなで協議しているのであって行司を激詰めしているわけではありません!



大関・横綱が登場する最終盤は明暗分かれる格好に。先場所優勝で大関に復帰した霧島は落ち着いて隆の勝を退けて白星発進。同じ大関の琴櫻は小兵の藤ノ川に力強く突き出されていいところなしの初日黒星発進。横綱・豊昇龍は高安と長い睨み合いを演じるなど、初日から気合十分という感じでしたが、その気合の影響もあったか、高安の上手投げをこらえた際に?右足を痛めたようで、初日で土となりました。太ももの裏をおさえたり足を浮かせたりするような仕草を見せ、花道では付け人に肩を借りながらの歩みに。これはちょっと霧島の連続優勝、名古屋場所での綱取りといった展開が見えてきたかもしれませんね。

↓心配そうに見つめる高安とうずくまる豊昇龍!


それでも一度支度部屋に帰りそうになったのを、ひとりで歩いて戻って土俵に一礼したのは立派でした!

大きな怪我にならないように祈ります!



そんなことで充実の相撲観戦を楽しんだ一日。相撲仲間とはマス席で見ることが多いのですが、ひとりで見るときはイス席での観戦となりまして、何というか、率直に言うと、マスより身体がラクでいいかもしれないなと思いました。マス席で見ると腰も痛いし、場所も窮屈だしで不自由が多いですが、イス席だと普通にイスに座って見られるのでラクだなと。「終盤戦のマス席狙い」というマインドを反転させ、「序盤戦のイス席狙い」ではどうだろうかという提案、相撲仲間に真剣にぶつけてみようと思います!


初日のほうが「怪我で横綱が途中休場」みたいなことも起きにくいですしね!