(CNN)イランは、イラン側はホルムズ海峡を再開する新たな提案を示したが、米国の主要な要求に関する協議の行方は不透明なままとしている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

イラン側の提案は、米政府がまず戦争を終結させ、戦闘を再開しない保証を求める内容だという。レバノンの親イランメディア「アル・マヤディーン」が報道し、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」に近いタスニム通信が引用した。トランプ米政権の主要な優先事項である同海峡の航行とイランの核開発計画をめぐる交渉は、その後に行われることになる。

アル・マヤディーンは「合意に達すれば、戦争終結後にホルムズ海峡をどのように管理するかを協議する第2段階に進む」と報じた。イランの核開発計画に関する協議は、そうした条件が満たされて初めて始まるという。

ホワイトハウスは、イランが核開発計画について協議する前に戦争の終結を求めるとする提案を受け取った。米ネットメディア「アクシオス」が最初に報じた。アクシオスによれば、イラン指導部内ではどのような核関連の譲歩を検討すべきかをめぐって意見が割れているという。

ホワイトハウスは、トランプ氏が「主導権を持っている」と改めて強調した。トランプ氏は27日に国家安全保障チームを集めてイランからの提案内容と今後の選択肢について協議する見通し。

ホワイトハウスのウェールズ報道官補はCNNに宛てた声明で、「これは機密外交協議であり、米国は報道を通じて交渉することはない。大統領が述べた通り、主導権を持っているのは米国であり、米国民を第一に考えた合意のみを結ぶ。イランの核兵器保有は決して認めない」と述べた。