「昨日の問題シーンです」プロ野球元審判員が明かしたグループLINEの存在とその中身
プロ野球元審判員の山崎夏生氏(70)が20日に放送されたBS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後9・00)にゲスト出演。審判員によるグループLINEの存在と、その中身を明かした。
元記録員の石井重生氏とともにゲスト出演となった山崎氏。今回の番組MCはお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(57)とフリーアナウンサーの平井理央(43)が務め、岡田はオープニングで「初めてプレーヤー以外の…。審判と記録員やで。『ダグアウト!!!』もえらい深いところいくね。NHKの『球辞苑』に対抗しよう思てんちゃうか?」と珍しいゲストに興味津々で、楽しく番組がスタートした。
そのなかで、2018年にNPBで導入されたリクエスト制度について聞かれた山崎氏は「(審判員は)あれでだいぶ救われるようになったですよ」とコメント。「僕、17回退場させてるけども、(当時)リクエスト(制度が)あれば15回なかったでしょうね、きっとね」と苦笑いで続けた。
「審判は絶対(判定を)変えちゃいけない時代だったんで。あくまで変えない、と。それで結局衝突したわけで…退場。今はそれがなくなりましたから。去年は1件だけ(巨人・阿部監督)か。その前の2年間は退場ゼロだったですよ。プレミアもんですからね、今、退場は」
そう言って笑わせた山崎氏だが、現在も現役審判員58人、スーパーバイザーなども合わせると65人がストライクゾーンやハーフスイングの判定は全審判員の平均値に近づけるよう、誰かが突出しないよう、日々勉強と努力を続けている。
「みんなで研究し合って、共有するためにLINEグループもありますしね。“昨日の問題シーンです”いうのがね、(動画が)すぐに回るようになっている。ただ、それによってやっぱり技術上がりましたよ、みんな。あの難しいプレーどうだったんだ?って。昔はそういうことできなかったですもん。パ・リーグはほとんど(試合の)放映もなかったんでね、勉強する材料がなかったんですよ。今は本当に豊富ですから。審判、上手になったと思います」と話していた。
山崎氏は1982年から2010年までの29シーズンにわたって審判員を務め、1451試合に出場。石井氏は1970年から2011年まで42シーズンで1634試合の記録員を務めた。
