ペットの死で当日欠勤「理解ができません」と憤る女性 「自分なら悲しみを堪えて出勤する」と投稿し非難の嵐

写真拡大

ペット家族」という認識が広まった今、愛する存在との別れは肉親を失うのと同等、場合によってはそれ以上の衝撃をもたらす。しかし、それが仕事に影響を及ぼすとなると、今なお価値観の激しい衝突が起きるようだ。

ガールズチャンネルに4月中旬、「【あり?】ペットが亡くなったから仕事を休む【なし?】」というトピックが立った。トピ主はシフト制の職場で働く女性。同僚が「ペットが危篤」と早退し、翌朝「亡くなったので休みます」と当日欠勤したことに困惑しているという。

「死体どうすんのよ? そのまま放置して仕事行けって?」

投稿者の女性も猫を飼っているというが、今回の同僚の行動には「どうしても理解ができません」と否定的だ。自身が同じ状況になったら「当日は悲しみを堪え出勤をし、休みの日まで待って弔いをすると思います」と書いている。

自身の考えが「私の考えは冷たい、または古いのでしょうか?」と問いかける投稿主に対し、トピック内では予想を遥かに超える勢いで「休むのはアリ」という声が殺到した。特に共感を集めたのは、感情面だけでなく「現実的な問題」を指摘する声だ。

「多分仕事にならない」「なくなったらそのままにできねーだろ。火葬の手配とかもあるし」「てか、普通に一人暮らしなら死体どうすんのよ? そのまま放置して仕事行けって? 無理でしょ」

特に夏場であれば衛生的な問題も発生する。また、仮に出勤しても泣き腫らしてボロボロで周りも気を遣うし仕事にならない、という経験に基づいた指摘も目立った。

「有休に理由不要」は正論。でも“突然の穴”は現場にとっては痛い

もっとも、法律的な観点から言えば、“有給休暇の取得に理由は一切不要”だ。理由が何であれ、会社側が取得を拒むことはできない。

しかし、今回の火種は「理由そのもの」以上に、シフト制の職場での当日欠勤という点にある。トピックでも、「カバーする身だとまじで……?ってなる」といった、リアルな困惑の声も上がっていた。

この感情の温度差がある以上、正直に理由を話せば、「ペットと仕事は別」と考える人のスイッチを押してしまうリスクがある。

一番賢いのは「体調不良」と濁して休むこと?

そんな中で出てきたのが、「馬鹿正直に理由を言わないのが一番」という、少し強引な解決策だった。

「私は休む。ペットが亡くなったとは言わないけど」「体調不良の為と言って休みます」

職場での無用な摩擦を避けるために、体調不良など適当な理由をつけるのが、現代社会における自分を守るための知恵なのだろう。精神的にボロボロで働けない状態は、ある意味で立派な「体調不良」とも言えるはずだ。

もっとも、これもその場しのぎの対応策であると言える。「大切なペットを弔うために休みます」と、胸を張って言える社会はいつか来るのだろうか。

※キャリコネニュースでは「有給休暇を消化できてない人」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/DWDWG5WH