コンクリート打ちっぱなしの武骨な建物や月日の流れを感じさせる廃虚に魅力を感じるという人は多いはず。ソフトウェア開発者であり物作りが趣味というサム・バーンズ氏が、廃虚や衰退都市を思わせる「コンクリート製ノートPCスタンド」を自作したと報告しています。

Concrete Laptop Stand | Sam Burns' Tech Blog

https://sam-burns.com/posts/concrete-laptop-stand/

バーンズ氏はコンクリートの上に塗装や仕上げをしない打ちっぱなしコンクリートやモノクロームに代表される、ブルータリズム建築が大好きだとのこと。そこでバーンズ氏は身近なところにもブルータリズム建築を取り入れるため、「コンクリート製ノートPCスタンド」を自作することにしました。

バーンズ氏は型枠の中にカゴ状になった鉄筋を入れ、そこにコンクリートを流し込みました。



コンクリートはあえて十分にかき混ぜずムラを残し、表面に砂やセメントが多い部分ができるようにしたとのこと。



また、側面を研磨して砂利を露出させることで、廃虚っぽい古びた風合いを醸し出したりしたそうです。



ノートPCスタンドには缶を使った植木鉢も埋め込まれています。



何かと便利なペン立ても缶を使って自作しており、塩水と過酸化水素でさびさせた上でサンドペーパーでこすり、砂を混ぜたアクリル絵の具でペイントしてリアルな質感を出しています。



こうしてバーンズ氏が自作したコンクリート製ノートPCスタンドが以下。



実際にノートPCを置いてみるとこんな感じ。



下部にはノートPC用の電源ソケットやUSB充電ポートも備えられており、見た目だけではなく実用性もあります。



缶で作られた植木鉢にはつる植物が植えられ、植物に侵食された廃虚っぽい雰囲気を醸し出しています。



角にあるコンクリートの欠け目からは、廃虚らしくむき出しの鉄筋やケーブルも露出しています。なお、鉄筋は研磨した上で水・塩・過酸化水素を使ってさびさせており、ケーブルは電線をキッチンペーパーで包んだ上でアンモニアと水をスプレーして腐食させているとのことです。



バーンズ氏が製作したコンクリート製ノートPCスタンドは、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsでも話題となっています。

Show HN: Brutalist Concrete Laptop Stand (2024) | Hacker News

https://news.ycombinator.com/item?id=47673360

Hacker Newsユーザーからは、「自分の机に置きたいとは思わないが、これは素晴らしいプロジェクトだ」という意見や、「自分もモントリオールの地下鉄駅みたいなデスクスタンドを作ってみたい」といったコメントが寄せられていました。