吉岡里帆、『豊臣兄弟!』慶役を語る 仲野太賀は「深いところで向き合ってくださる方」
現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演している吉岡里帆のコメントが公開された。
参考:吉岡里帆のミステリアスな空気に誰もがくぎ付け 『豊臣兄弟!』慶役も代表作になる予感
本作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の波乱万丈の生涯を描いた物語。主人公・木下小一郎(豊臣秀長)を仲野太賀、秀吉(木下藤吉郎)を池松壮亮が演じ、脚本を『半沢直樹』(TBS系)、『おちょやん』(NHK総合)などの八津弘幸が担当する。
吉岡が演じるのは、小一郎(仲野太賀)の正室となる慶。4月5日に放送された第13回では、慶の夫が織田軍との戦で討ち死にしていたことが明らかになった。
吉岡は慶という役柄について、「慶にとって織田は、いわば仇です。愛する夫を亡くした彼女は、弱さは決して見せない、誰とも心を通わせない、というかたくなな思いを抱えています」と説明。小一郎との関係性については、「いまの慶は、小一郎のことをまったく信頼していません。ただ、二人はそれぞれ戦で最愛の人を失ったという、同じ痛みを抱えています。そう考えると、この二人は出会うべくして出会ったのではないかと思います」と語った。
また、仲野太賀と池松壮亮については、「太賀さんは、俳優としてはもちろん、一人の人間としても深いところで向き合ってくださる方だと感じています。池松(壮亮)さんもまた、心から尊敬している俳優です。今回が初共演ですが、とてもナチュラルで柔らかく、自然とその場をリラックスさせる空気を持ち合わせていて、『大丈夫だよ』と背中を支えてもらっているような感覚になりますね」と2人の魅力を絶賛している。
■吉岡里帆(慶役)コメント●慶について第13回(4月5日放送)で明らかになりましたが、慶の夫は織田軍との戦で討ち死にしています。慶にとって織田は、いわば仇です。愛する夫を亡くした彼女は、弱さは決して見せない、誰とも心を通わせない、というかたくなな思いを抱えています。「心は、お前たち織田のものには指一本触れさせぬ」というセリフは、演じる上で特に強く意識した部分ですが、やはり苦しくもなりました。いまの慶は、小一郎(仲野太賀)のことをまったく信頼していません。ただ、二人はそれぞれ戦で最愛の人を失ったという、同じ痛みを抱えています。そう考えると、この二人は出会うべくして出会ったのではないかと思います。必然的に夫婦となっていく過程を、時間をかけて丁寧に紡いでいきたい。そして(仲野)太賀さんと一緒に、夫婦としての太い絆をしっかりと築き上げていけたらと思います。
●豊臣兄弟を演じるお二人について太賀さんは、俳優としてはもちろん、一人の人間としても深いところで向き合ってくださる方だと感じています。この人のためならみこしを担ぎたいと思わせてくれる、主演として本当にすばらしい存在です。池松(壮亮)さんもまた、心から尊敬している俳優です。今回が初共演ですが、とてもナチュラルで柔らかく、自然とその場をリラックスさせる空気を持ち合わせていて、「大丈夫だよ」と背中を支えてもらっているような感覚になりますね。お二人のお芝居は、実際の仲の良さがそのまま表れているように思います。特に太賀さんは、池松さんとのお芝居がいちばん良い表情をしている気がして。お二人が演じる豊臣兄弟は応援したくなります。
●『豊臣兄弟!』の魅力について慶が登場するまでの物語は、いち視聴者として楽しんでいました。それぞれのキャラクターが立っているからこそ、直(白石聖)が亡くなるシーンは本当に切なくて。もちろん結末は知っていたのですが、「どうにかならなかったのかな」と思ってしまうほどでした。豊臣兄弟はどちらも魅力的ですが、私は小一郎のような人が好きです。周りを一生懸命サポートしている小一郎を、しっかりと支えたいと思います。カリスマ性を持つ信長(小栗旬)とは、また違った魅力を持つ人物ですよね。慶自身は支える人を支える存在、いわば「影の影」のような人だと思っています。その影の、黒くて芯のある濃さを、より際立たせるようなお芝居ができたらと思います。(文=リアルサウンド編集部)

