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 ◇ア・リーグ アストロズ 11―0 アスレチックス(2026年4月4日 サクラメント)

 アストロズの今井達也投手(27)がメジャー初勝利をマークした。4日(日本時間5日)の敵地アスレチックス戦で今季2度目の先発マウンドに上がり、5回2/3を94球で3安打3四球9三振無失点と好投した。

 米データサイト「ベースボール・サバント」によると、今井は3回途中4失点降板のメジャー初先発からスライダーの球速は1.3マイル(約2.1キロ)、フォーシームは1.6マイル(約2.6キロ)低下。一方、94球中58球がストライクで、前日に11得点を挙げたアスレチックス打線から空振り18個を奪い、うち10個がスライダーだった。今井は初先発からの修正について「狙ったところにコントロールできるように、多少スピードは下がってもいいと割りきって投げるのが大事と思ってマウンドに上がりました」と説明した。

 大リーグ公式サイトによると、アスレチックスのコッツェー監督は今井のスライダーについて「ジャイロスピンがかかっている。普通のスライダーと軌道が少し違うから、打者が慣れていなかったと思う」とコメント。今井に対し空振り三振、左飛だった二塁手のマクニールも「左に曲がったり、右に曲がったり、見ていて興味深かった。ああいう球はなかなか見られない。前回登板ではあの変化球はあまり見られなかったし、今日は多めに投げていたから僕たちには不利だった」と証言した。

 また、アストロズのミラー投手コーチは、初登板では右打者の方へ傾いていた今井の投球フォームを正確にプレート方向へ向くように修正したと明かし、「彼は落ち込んだり、ふてくされたりせずに、やるべきことをやり遂げた。努力家で、ピッチング練習やジムでのトレーニングにも熱心に取り組み、準備を整えていたのがうまくいった」と称賛した。この日、1号ソロを含む3安打2打点で今井を援護した一塁手のウォーカーは、落ち着いたマウンドさばきが野手に安心感を与えていると指摘し、「低いスロットからのピッチング、独特のスライダー、回転と変化の仕方など相手を惑わす要素が満載だ。今日は彼の後ろでプレーできて楽しかったし、今後もああいうプレーを期待している」と話した。