イングランド戦は三笘の決勝弾で1−0と日本は勝利した。(C)Getty Images

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 「日本人はサッカーができるのか」
 
 1990年、森保一監督がまだ現役の頃、マンチェスター・ユナイテッドに短期留学した時、周りの人からそう言われたという。
 
  それから36年の月日を経て──。日本代表は“聖地”ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表に1-0と勝利。現場のその光景を目の当たりにして、溜飲が下がる思いだった。
 
  振り返れば、日本サッカーは急激な進歩を遂げている。1994年大会までワールドカップは未知の世界だったが、Jリーグ誕生もあって今や夢舞台ではなくなった。
 
 ワールドカップの優勝経験8か国のうち、アルゼンチン、ウルグアイ、ドイツ、フランス、スペインに続き、昨季はブラジル、そして今回はイングランドと7か国から白星を飾っている。さあ、残すはイタリアのみ──。

 そんななかで、イタリアが欧州プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナにPK負け。3大会続けてワールドカップの出場権を逃がした。

 日本が8大会続けてワールドカップ出場を決める一方で、優勝4回のイタリアが予選通過できない。1990年には、誰も想像しなかった時代だ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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