F1よりGT3優先?フェルスタッペンがメルセデスの極秘テストに参加「レースへの意欲を維持」
F1引退の意向を明らかにしたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(28)が、GT3のメルセデスが行った極秘テストに参加して注目を集めている。
フェルスタッペンは日本グランプリ(GP)後、英放送局「BBC」に今季限りで引退する意向を表明。その後の進路について「他にも情熱を注いでいるプロジェクトがたくさんある。GT3レースもその一つ。自分でレースをするだけでなく、チームを率いることも」などと選択肢を挙げていた。
フェルスタッペンはGT3(市販車をベースにした高性能レーシングカーのカテゴリー)への関心を高めており、昨夏に参戦のためのライセンスを取得。3月には日本GP前に、ニュルブルクリンク耐久シリーズで走り、5月14日開幕のニュルブルクリンク24時間への参戦も表明している。
F1を引退してGT3に専念する可能性を本人が口にする中で、母国オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「マックス・フェルスタッペンがメルセデスのテストのために北コースに戻る 日本GP終了後にドイツへ直行し、火曜日の朝にはすでにメルセデスAMG GT3でテスト走行を行うため、ニュルブルクリンク北コースに復帰している」と報じた。
日本GP後には、F1レッドブルが鈴鹿でピレリのタイヤ走行テストを実施しているが、フェルスタッペンは参加せず、リザーブの角田裕毅が代役となった。つまり、F1よりGT3を優先させた格好だ。
「フェルスタッペンは新しい技術規則に対する失望を声高に表明しているが、ニュルブルクリンク北コースでの走行を通してレースへの意欲を維持している。今月初めに行われたNLS2での優勝が失格となった後、彼は再びあの有名なサーキットに戻ってきた。サーキットを訪れたある観察眼の鋭い人物が、極寒のアイフェル地方でメルセデスAMG GT3をプライベートテストに持ち込んでいたオランダ人男性の姿を撮影することに成功した」とフェルスタッペンがメルセデスのGT3チームの極秘テストに参加した模様を伝えている。
フェルスタッペンはもはやF1に対するモチベーションがないのか。次戦マイアミGP(決勝5月3日=日本時間同4日)まで約1か月の中断期間で、その動向が注目される。
