イタリアは12年ぶりのW杯出場なるか。(C)Getty Images

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 6月に開幕を迎える北中米ワールドカップの出場権をかけた欧州・大陸間プレーオフが山場を迎えている。日本時間4月1日の予選決勝を前に、米スポーツチャンネル『ESPN』が、残る本大会出場6枠の行方を予想した。

 欧州プレーオフ・パスAでは、12年ぶりのW杯出場を目ざすイタリアが、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦する。同メディアは、「ボスニアがホームの利を持つが、ジャンルイジ・ドンナルンマ、サンドロ・トナーリ、マヌエル・ロカテッリらを擁するイタリアが圧倒的な突破候補で優位」としたうえでイタリアの勝利と予測した。

 勝ち上がれば日本と同組に入るパスBでは、ヴィクトル・ヨケレスが準決勝でハットトリックを決め、ウクライナに3−1と圧勝したスウェーデンが、ホームのストックホルムでポーランドと激突する。スウェーデンはグレアム・ポッター監督のもと、欧州予選では未勝利と低迷したが、プレーオフでは爆発力を見せた。

 ポーランドもロベルト・レバンドフスキとピオトル・ジエリンスキのゴールでアルバニアに2−1と逆転勝ちしており、予断を許さない一戦。『ESPN』はスウェーデンの勝利(PK決着の可能性あり)と予想している。

 最大の注目カードとなるパスCでは、コソボがホームのプリシュティナでトルコと対戦する。コソボはFIFAランキング78位ながら、準決勝でスロバキアを4−3と撃破。フランコ・フォーダ監督のチームは若さとスピードを武器に、アルダ・ギュレル、ハカン・チャルハノール、ケナン・ユルドゥズらを擁するトルコに"番狂わせ"を起こす可能性があると指摘し、コソボの勝利を予想した。
 
 パスDでは、デンマークがプラハでチェコと対戦。チェコはアイルランドに0−2から追いつきPK戦で勝ち上がったが、北マケドニアを4−0と一蹴したデンマークが優勢。クリスティアン・エリクセン、ラスムス・ホイルンドら実力者を揃えるブライアン・リーマー監督のチームが本命とし、デンマークの勝利を予想している。

 一方、大陸間プレーオフについては、パスウェイ1ではコンゴがジャマイカを下して出場権を獲得、パスウェイ2ではイラクが中東情勢の影響で準備が整わないとして、ボリビアが40年ぶりのW杯出場を果たすと予想している。

 欧州では強豪国が出場権を争う激戦が続くなか、コソボのような新興勢力が大舞台でどこまで躍進できるかが今プレーオフ最大の見どころとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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