「豊臣兄弟」竹中直人&小栗旬30年ぶり共演に感慨「役を超えた深い思い」“新旧秀吉初対面”もネット話題
俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は22日、第11話が放送され、大和の戦国武将・松永久秀役の俳優・竹中直人(70)が本格初登場。主演を務めた1996年の大河「秀吉」以来、織田信長役の俳優・小栗旬(43)と約30年ぶりの共演を果たした。また、豊臣秀吉役の俳優・池松壮亮(35)との同一シーンもあり“新旧秀吉の初対面”がインターネット上で話題を集めた。
<※以下、ネタバレ有>
NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。
第11話は「本圀寺(ほんこくじ)の変」。畿内を手中に収めた織田信長(小栗旬)から、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)に新たな命令が下る。それは、大和を治める武将・松永久秀(竹中直人)を介し、堺の商人・今井宗久(和田正人)たちからの矢銭(やせん)(軍資金)二万貫の徴収。しかし、堺の商人はクセ者揃い。兄弟は苦戦を強いられる。その折、将軍となった足利義昭(尾上右近)を追い落としたい三好三人衆が、信長不在の機会を狙い、義昭のいる京の本圀寺を襲う…という展開。
織田軍が三好三人衆を撃退した摂津・芥川城。大和・多聞山城主・松永久秀(竹中直人)が姿を現した。久秀は三好の残党を容赦なく斬る。
信長「(高笑いし)たかだか十間ほどの廊下を歩く間に、二度も襲われるとは。しかも敵だけではなく味方からも。流石は、将軍(足利義輝)を殺した男よ」
久秀「一向に身に覚えのないこと。濡れ衣にございまする。織田殿、此度のご上洛、まことに敬服つかまつりましてございます。この松永久秀も及ばずながら、大和にて三好の息のかかった者たちを追い詰めておりまする」
信長「それは心強い限りじゃ」
久秀「さすればどうか、この先もこの松永久秀に大和を治めること、お認めいただきたい」
信長「分かった。公方様に…」
久秀「そうではござらん!(茶器の木箱を差し出し)わしは、あなた様に申しておりまする」
竹中の大河出演は96年「秀吉」と2014年「軍師官兵衛」の秀吉役、21年「青天を衝け」の徳川斉昭役に続き、5年ぶり4回目。今作は、天下一の茶器「平蜘蛛(ひらぐも)」とともに爆死したとされる「戦国三大梟雄(きょうゆう、残忍・狡猾な英雄)」の一人、松永久秀役に挑む。
竹中主演で大ヒットを記録した「秀吉」に、小栗も中学生の時に出演。石田三成(真田広之)の幼少期・佐吉役で「面と向かってお芝居するのは『秀吉』以来、約30年ぶりでした。撮影現場で段取りをつけていた時、信長よりも小栗旬としての気持ちが先にあふれ出てしまって。あの時、秀吉だった竹中さんとまた一緒にお芝居できたことが感慨深かったです」と振り返り、万感の思いを明かした。
竹中も「(『秀吉』共演の)それ以降、ずっと年賀状のやり取りをしていたんですよ。まだ中学生だった小栗くんが、いつも年賀状の最後に“佐吉です”と書いてあるのがかわいくて。小栗くんが織田信長になって向き合った時には、役を超えて感じる深い思いがありましたね。(30年ぶりの共演は)本当に感動しましたね」と語っている。
次回は29日、第12話「小谷城の再会」が放送される。
