ISSで2026年最初の船外活動を実施 NASA宇宙飛行士2名が新型太陽電池の増設準備作業を行う
ISS(国際宇宙ステーション)では日本時間2026年3月18日から19日にかけて、2026年最初の船外活動が約7時間かけて実施されました。担当したのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)のJessica Meir宇宙飛行士とChris Williams宇宙飛行士の2名です。
新型太陽電池を増設するための準備作業を実施
Meir宇宙飛行士はNASAの有人宇宙飛行ミッション「Crew-12」で2026年2月から、Williams宇宙飛行士はRoscosmo(ロスコスモス)の宇宙船「Soyuz(ソユーズ)MS-28」で2025年11月から、ISSで長期滞在を行っています。
今回の船外活動では、ISSに増設が進められてきた新型太陽電池アレイ「iROSA」(ISS Roll-out Solar Arrayの略、IROSAとも)を新たに取り付けるための準備として、左舷側のP4トラス(2Aチャンネル)で作業が行われました。iROSAはこれまでに6基が設置済みですが、NASAはさらに2基の増設を予定しています。

NASAによると、Meir宇宙飛行士とWilliams宇宙飛行士による船外活動はアメリカ東部夏時間2026年3月18日8時52分(日本時間同日21時52分)に開始され、アメリカ東部夏時間同日15時54分(日本時間翌19日4時54)に終了しました。今回はISS全体としては通算278回目、Meir宇宙飛行士にとっては4回目、Williams宇宙飛行士にとっては最初の船外活動となりました。
NASAは右舷側のS6トラス(3Bチャンネル)でのiROSA設置準備作業も計画しており、担当する宇宙飛行士や実施日時は改めて発表するということです。
なお、今回の船外活動はもともと2026年1月に別の有人宇宙飛行ミッション「Crew-11」でISSに滞在していたNASAのEdward Michael “Mike” Fincke宇宙飛行士とZena Cardman宇宙飛行士が行う予定でしたが、Fincke宇宙飛行士に医療上の事案が発生したため中止・延期され、Crew-11は予定を1か月繰り上げて帰還していました。
当初、NASAはプライバシーに配慮して名前を明らかにしていませんでしたが、後に本人からのリクエストに応じる形で、Fincke宇宙飛行士のコメントを公表しています。
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文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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