近年はデータを外部保存する際にクラウドストレージを使用する人が増えたものの、セキュリティやサービスの信頼性といった観点から、いまだに物理的なUSBフラッシュメモリを使用しているという人もいるはず。USBフラッシュメモリにデータを保存して6年間放置したらどうなるのかについて、テクノロジー系ブロガーのザック・ヴァンス氏が実際にテストした結果を報告しています。

Flash media longevity testing - 6 years later : r/DataHoarder

https://www.reddit.com/r/DataHoarder/comments/1q6xnun/flash_media_longevity_testing_6_years_later/

ヴァンス氏はUSBフラッシュメモリの耐久性について実験するため、2020年に容量32GBのKingston製USBフラッシュメモリを10個購入。これらのUSBフラッシュメモリにデータを保存して放置し、内部のデータが時間経過とともに劣化するのかどうかを調べました。

ヴァンス氏が2022年に投稿したブログでは、データ保存から1年後にテストした「ドライブ1」、データ保存から2年後にテストした「ドライブ2」はいずれもビットの劣化がゼロだったと報告されています。

USB Flash Longevity Testing - Year 2

https://blog.za3k.com/usb-flash-longevity-testing-year-2/



なお、ヴァンス氏は2022年のブログ内で、「10個のドライブを用意したのは電源を供給しないまま放置した場合にどうなるかを調べるため」「テストしたドライブには新しくデータを書き直し、1年後に再びテストしたこと」「ドライブは実験途中で引っ越し用のトラックに乗せられ、おそらく氷点下の環境で約1カ月ほど放置されていたこと」などを記しています。

ヴァンス氏によると、1年後に「ドライブ1」、2年後に「ドライブ2」、3年後に「ドライブ3」、4年後「ドライブ4」をそれぞれテストし、いずれもビット劣化はみられなかったとのこと。5年後には「ドライブ1〜4」を再テストし、6年後には「ドライブ5」をテストしましたが、やはりビット劣化は確認されませんでした。



ヴァンス氏は、USBフラッシュメモリは10年以上使える可能性が高いため、毎年1個ずつ新しいドライブをテストするつもりはないとしています。今後のスケジュールでは、8年後(ドライブ6)・11年後(ドライブ7)・15年後(ドライブ8)・20年後(ドライブ9)・27年後(ドライブ10)に新たなドライブをテストする予定です。

ヴァンス氏の報告にはRedditユーザーからさまざまな反応が寄せられています。あるユーザーは、「今日、職場で2018年〜2023年までの8個くらいのUSBメモリを袋から取り出しました。そのうち、故障したのはたった1個だけでした。それはいわゆるノーブランドの汎用(はんよう)USBメモリでした」とコメント。



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別のユーザーは、「すごいですね。たぶん私だったら、1年後にテストを実行する前にUSBメモリをなくしてしまうでしょう。パソコンにネジ止めされてないものは結局全部なくしてしまいます。つまり、フラッシュドライブでは100%データが失われます」とコメントしました。



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