ドラマ10『テミスの不確かな法廷』クランクアップショット(写真提供=NHK)

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 3月10日に最終話が放送されるNHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』より、松山ケンイチらメインキャストのクランクアップコメントが公開された。

参考:【第7話解説】『テミスの不確かな法廷』ラスト3分の衝撃

 本作は、「普通とは何か」「正義とは何か」を問いかけることをテーマとした法廷ヒューマンドラマ。最終話となる第8話では、結城(小木茂光)が残した手がかりをもとに、前橋一家殺人事件との接点を探り始める安堂(松山ケンイチ)。前橋地裁第一支部、弁護団、検察がそれぞれの立場から真相に迫る中、真犯人の存在が浮かび上がり、徐々に点と点がつながっていく。そしてついに、再審請求の決議の日を迎える。

 昨年12月にクランクアップを迎えた本作。主人公・安堂を演じた松山は、「安堂というキャラクターは、自分だけでは作り上げられなかったと思っています。クランクイン前から、スタッフの皆さんと『安堂清春はどんな人物なんだ?どういうことをするんだ?何を考えているんだ?』と話し合い、安堂という“宇宙”をみんなで考え続けたことで、最後までやり切ることができました」と振り返り、「安堂は『人それぞれに色々な“宇宙”がある』ということ気づかせてくれるキャラクターでこの作品を見てくれた人は僕と同じような感想を持ってくれるんじゃないかと思うんです。色々な“宇宙”、つまり考え方があるということがわかると、人に優しくなれるんじゃないかと思います」と作品への思いを語った。

 小野崎乃亜役の鳴海唯は、「小野崎乃亜は自分ととても似ていて、私自身が『嫌だな』と思っている部分も含めて自分を肯定してくれるような役だったと思っています」とコメント。「丁寧に作品づくりをするチームに出会えたことが本当に財産だと思っています。また皆さんとお会いできるように、これからも頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました! さびしい! 大好き!」と感謝を伝えた。

 さらに、恒松祐里、山田真歩、山崎樹範、葉山奨之、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一からもコメントが寄せられている。

コメント●松山ケンイチ(安堂清春役)安堂というキャラクターは、自分だけでは作り上げられなかったと思っています。クランクイン前から、スタッフの皆さんと「安堂清春はどんな人物なんだ? どういうことをするんだ? 何を考えているんだ?」と話し合い、安堂という“宇宙”をみんなで考え続けたことで、最後までやり切ることができました。安堂は「人それぞれに色々な“宇宙”がある」ということ気づかせてくれるキャラクターでこの作品を見てくれた人は僕と同じような感想を持ってくれるんじゃないかと思うんです。色々な“宇宙”、つまり考え方があるということがわかると、人に優しくなれるんじゃないかと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

●鳴海唯(小野崎乃亜役)小野崎乃亜は自分ととても似ていて、私自身が「嫌だな」と思っている部分も含めて自分を肯定してくれるような役だったと思っています。撮影中、原作者の直島翔さんから「安堂を支えてください」というメッセージをいただき、私はその言葉を指針に取り組んでいこうと思っていたんですけど・・・逆に松山さんにたくさん支えていただきましたし、スタッフの皆さんにも支えていただきました。そして何より、丁寧に作品づくりをするチームに出会えたことが本当に財産だと思っています。また皆さんとお会いできるように、これからも頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました! さびしい! 大好き!

●恒松祐里(落合知佳役)こんなに笑わない役は初めてでしたが(笑)、撮影の合間、裏ではいつも大爆笑をさせてもらって、松山さんをはじめ、素敵なキャスト・スタッフの皆さんと楽しく作品作りをできたことが本当に嬉しいです。お世話になりました。ありがとうございました。

●山田真歩(八雲恭子役)演技はもちろん、お人柄も魅力的な共演の方々と、いつもきめ細やかな気配りをしてくださるスタッフの方々のおかげで、最後まで生き生きと楽しく演じさせていただきました。一年の最後にこんなに素敵な作品に関わることができて、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

●山崎樹範(古川真司役)みなさん、お疲れ様でした! この作品のテーマである「“普通”ってなんだろう」、僕も“普通”はよくわかりませんが、「自分が“特別”ではない」ということだけはわかっております。ですので、これからも精進していい役者になれるよう努力して、またこんな素敵な現場で皆さんとお会いできるように頑張ります。ありがとうございました!

●葉山奨之(荻原朝陽役)書記官という役を初めて演じまして、本当に難しかったです。でも松山さんはじめ、キャストの皆さんやスタッフの皆さんに支えていただいて、最後まで無事に演じきれたのではないかと思っています。ありがとうございました。お疲れ様でした!

●市川実日子(津村綾乃役)今年2025年は、なんだか“宇宙人”と縁がある年でした!笑私は役柄的に法廷メンバーの皆さんとはあまりご一緒できていないので、完成した1話を一視聴者のような気持ちで見ました。安堂が“僕は宇宙人”と、ひたむきに“普通”を求めて生活する姿を見ていたら、なんだか愛おしい気持ちになりました。前橋地裁のメンバーもそれぞれ魅力的なキャラクターで、でもだんだん安堂以外のメンバーのほうが“宇宙人”なのではないかとも思えてきて・・・笑そう考えると、みんな誰もが“宇宙人”なんじゃない?とも思ったりして。つい他人に自分の“普通”を振りかざしてしまうこともあるけれど、この作品に参加したことで、改めて“普通”ってなんだろうと考えるきっかけになりました。ありがとうございました!

●和久井映見(山路薫子役)山路薫子さん。難しく、台本を読んでいろいろ考え、現場でも「これでいいんだろうか」と思いながら演じてきました。松山さんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんとご一緒させていただき、今日無事にクランクアップを迎えることができ、とてもありがたく思っています。初めましての方も、以前別の現場でご一緒させていただいたことのある方もいらっしゃいましたが、とてもあたたかい現場で過ごすことができました。みなさん、あと少しの撮影をご無事で駆け抜けてください。ありがとうございました!

●遠藤憲一(門倉茂役裁判官のセリフを覚えるのは大変で、「俺、できるのかな」と不安に思ったこともありましたけど、受験勉強みたいに必死にセリフを覚えて、こうしてクランクインを迎えられたので「やればできるんだ」という自信になりました! ありがとうございました!!!

(文=リアルサウンド編集部)