Image: Microsoft

ずいぶんと問題は減ってきた…。

Microsoft(マイクロソフト)は、Qualcomm(クアルコム)製のSnapdragon Xシリーズのプロセッサ採用を進めています。Surfaceの新シリーズでは、CPUにSnapdragon X Plusを搭載するモデルしか用意されないケースも。それゆえの不具合解消に向け、全力で取り組んでいる様子が発表されましたよ!

ARM版Windowsの課題

パソコンを選ぶとき、Windows 11のモデルであれば、あまり違いを気にせず購入してしまうユーザーが一般的だったりするかもしれません。別にCPUがIntel(インテル)であれ、AMDであれ、特に気にしないという方も少なくなかったり。でも、もしQualcomm製のCPUだったら、実は入っているWindows 11は、特別なARM版Windowsなんですよね。

代表的なSnapdragon XシリーズをCPUに採用したCopilot+ PCは、コストパフォーマンスに優れているとの評価を得ています。バッテリー持ちが抜群に良く、AI処理性能も光るものあり。ただWindows 11 on ARMというOSの違いゆえに、一部の製品やソフトウェアが対応していないという壁にぶつかって、その不便を忍ばなければならない課題が存在しています。

不具合解消が進んでいる!

こうした課題を抱えていることは、Microsoftだって百も承知。それゆえにApp Assureチームを立ち上げ、日本国内で数々のハードウェアメーカーならびにソフトウェアベンダーと協力しながら、ARM版Windowsでシームレスに動作する製品アプリの幅を広げる努力が傾けられてきました。

今回はMicrosoft自ら、どれほど多くのプリンターやスキャナー、あと対応が少ないといわれてきた会計ソフトの分野でも、ARM版Windowsへの対応が進んだかを公表。確定申告の時期を迎えるので、ソリマチの「会計王」や「みんなの青色申告」の対応完了などはアピールポイントとなることでしょう。そういえば、Xboxアプリもネイティブサポートが開始され、スムーズにWindows 11 on ARMでプレイできるゲームがグンと増えましたよ〜。

Image: CANON

なお、あくまでも対応しているとの状況報告であり、完全互換性が保証されたわけではありません。例えば、プリンターに関しては、メーカー提供のプリンタードライバーは引き続き動作しないものの、Windowsの標準ドライバーで、かなり同様の機能を使えるようになったというケースも含まれているようです。

Image: JUST SYSTEM

最近のARM版Windowsへの対応で有名なのは、ジャストシステムの日本語入力システムの「ATOK」が、来月よりネイティブ対応を果たす発表でしょう。IMEソフトの選択の幅が広がるのはうれしい流れです。PDF作成ソフトの「Just PDF 6」も対応しました。ただし、一太郎シリーズは、引き続きWindows 11 on ARMでは動作保証外です。

x86/x64ベースのWindowsと比べて、不便な違いを痛感させられることが少なくなってきたARM版Windows。自分が使いたいものさえ対応していれば、特に問題とはならないわけですけど、その許容範囲がどんどん広がってきているのは歓迎したいですね。

Source: Microsoft, CANON, JUST SYSTEM

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