Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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学歴詐称疑惑を巡り公職選挙法違反などの疑いで刑事告発を受けている静岡・伊東市の田久保 前市長。警察が任意の事情聴取を21日付で要請したことがわかりました。この要請について田久保 前市長が私たちの取材に応じ語ったこととは…。

約1か月前。

(前伊東市長 田久保 真紀 氏)
「この伊東の街の将来は皆さんのものです。皆さんの信じる未来、皆さんが望む未来を描いていきましょう」

伊東市長選の最後の演説で自身の思いを語った田久保 前市長。しかし、その願いは届かず…落選。その後…

(伊藤 薫平 キャスター)
「深夜1時を回りました。伊東市です。この場所で田久保さんの敗戦の弁が行われる予定でした。…ですが、2時間たっても訪れないということが先ほど決まりました。記者たちも困惑の表情を浮かべています」

「報道陣が殺到している」ことを理由に、取材に応じることはありませんでした。

そんな田久保 前市長を巡り、新たな動きが。警察が任意の事情聴取を要請していたことがわかったのです。

田久保 前市長はこれまでに4つの容疑で刑事告発を受けています。

1.“卒業証書”とされる文書を、前の議長・副議長に“チラ見せ”したことについて有印私文書偽造・同行使の疑い。さらに…。

(前伊東市長 田久保 真紀 氏・2025年8月 当時)
「報道であるような“チラ見せ”といった事実はなく、私はこうやって提示して約19.2秒ほど見ていただいたと記憶しています」

2.百条委員会への「出頭拒否」や“卒業証書”を、チラ見せではなく19.2秒見せたという「虚偽の証言」などについての、地方自治法違反の疑い。また…。

(刑事告発した建設会社社長)
「今後の伊東市が良くなるためという意味で言うと、やはり伊東市長の職を辞して新しい市長、1日でも早く選択した方がいいなという思いで出させていただきました」

3.自身が市長となった選挙の際に、「東洋大学卒業」と報道機関に虚偽の経歴を公にした「公職選挙法違反」の疑い。そして…。

(刑事告発をした千葉県の男性)
「この状況を一刻でも早く打開するためには、市長自身に辞めていただくしかない」

4.市の広報誌の学歴欄にうその情報を記載させて配布した虚偽有印公文書作成・同行使の疑いです。

この4つの刑事告発について、警察は本人から説明を求める必要があると判断したものとみられます。

21日、田久保 前市長がDaiichi-TVの取材に応じ、その内容が明らかになりました。

まず要請を受けたのは事実と認めた上で…。

(前伊東市長 田久保 氏の発言)
『きのう文書が届き、きょう(21日)警察署で話を聞きたいという内容だった』

しかし、弁護士との都合がつかず警察に「きょうの要請に応じることは難しい」と連絡し、聴取は後日になったということです。また、文書には、印鑑や自身が使っているスマホを持参するように書かれていたといいます。田久保前市長は、この要請への対応について…。

(前伊東市長 田久保 氏の発言)
『これまでも警察とは連絡はとっていた。事情聴取には、要請があればしっかり対応する』

本格的に動き出した田久保前市長を巡る刑事告発。事情聴取で本人は何を語るのでしょうか。