Image: Mask Architect

週末ツーリングにもピッタリ。

電力で走る乗り物は、どこかで充電が必要ですよね。自宅なら確実ですが、出先だと充電ステーションを探さないといけませんし、充電はガソリンを入れるより時間がかかります。

どこでも自分で充電できたらラクですが、ポータブル電源や太陽光パネルを持ち運ぶのもなぁ…。

太陽光パネルが生えるバイク

「SOLARIS」は、イタリアの建築デザイン事務所、Mask Architectが考案したコンセプトモデル。EVバイクのシート下から、鳥の翼のように太陽光パネルが展開します。扇子型なので、細長くたためばシートの下にピッタリ収まりジャマになりません。

ちなみに後輪に泥除けがあるので、たたんだパネルに雨水や小石が飛び散ることはありませんね。

デザイナーの思惑

Mask Architectが、このコンセプトについて説明しています。

燃料と充電機器整備に依存した交通移動が形成、制約、収益化した世界にて、「SOLARIS」がそのサイクル全てを打ち破ります。

「SOLARIS」は、ユーザーがガソリンスタンドや送電網、または商業用の充電ネットワークに捕らわれることなく、完全に独立した新型モデルを取り入れます。

かつての乗り物事情からライダーに完全な自由を授け、1世紀以上に渡りこの業界を支配してきた世界的な商業モデルからの抜本的な代替案を提供し、いつでもどこでも自らが発電します。

ユーザーにとっては電気代がタダになるので大歓迎。発想がロックでイカしてます。

参考にしたのはヒョウ

「SOLARIS」は動物のヒョウが持つ、スムーズな筋肉の動きを参考にデザインしたそうな。 さらにっは自律的に走る、有機体のようなバイクを目指しました。

シャーシはアルミとカーボンによる複合素材で軽くて強い。回生ブレーキで制動時のエネルギーを電力に回すのも効率的です。パネルの発電は独自の管理システムが適切に動力に繋げ、インパネと専用アプリで確認も可能です。

Image: Mask Architect

不便な土地で大活躍

自家発電ができるので、発展途上地域やサバンナのような自然保護区など、給油も充電もできない場所で乗るのに向いていますね。

これまでのEVバイクは、ガソリン車だとエンジンにあたる部分に大容量のバッテリーが搭載されています。ですが「SOLARIS」は充電頻度が高い想定なのか、バッテリーが小さいようですね。コンセプトなので憶測の域を出ませんが、タンク部分が収納スペースではなくバッテリーになっているのでしょう。だからステップの位置がチョイ高い気もしますが…。

他の乗り物にも応用できそう

太陽光パネルがこんなにデッカく広がっても、スッキリ収納できるならバイク以外にも汎用性があるでしょうね。以前は自動車のルーフトップに設置するスライド式パネルなんてのもありましたが、もっとスマートです。

Source: Mask Architect via YANKO DESIGN

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