この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

「乱気流事故は晴天乱気流が原因ではない」と題したYouTube動画で、元日本航空機長・杉江弘氏が独自の視点から航空安全に必要な本質を語った。杉江氏は、パイロットや志望者に向けて、自身の経験を通じた「本当に知ってほしい空の安全管理」について解説している。

冒頭で杉江氏は「現役のパイロット、またこれからパイロットになる人に、航空事故の原因や再発防止を理解してもらうことが最も大事」とYouTube開設の強い動機を説明。話題のきっかけとしてJALとウェザーニュースの最新乱気流予測プロジェクト、及びANAによるパイロット報告をAI学習に活かした予測システムのニュースに触れた。しかし、「ベルトサインがなかなか消えない理由や国内線でも乱気流への警戒が強まっている事情」を踏まえた上で、乱気流事故の大半は『積乱雲』への誤進入など明確な原因によるもので、視覚的兆候のない晴天乱気流は本質的な事故原因ではないと断言する。

杉江氏は「飛行機内で大怪我や死者が出る航空事故の原因となる乱気流のほとんどは積乱雲。CB(キュムロニンバス)によるもの」と繰り返し強調。エアポケットという俗説についても「あれは完全に嘘」と一刀両断。「どの乱気流も必ず兆候があり、正しい知識と経験さえあれば事故は防げる」と語る一方、「AIが過去データを分析しても実戦的な役には立たない」と既存プロジェクトの有効性へも疑問を呈した。

「揺れたらコード(高度)をすぐ変更することが基本。世界中どこでも4,000フィート高度を変えれば気流はほぼ収まる」という独自ノウハウも披露。ただし例外として「ハワイや米西海岸到着前の一部空域では4,000フィート下げても収まらず、1万フィート近い高度変更が必要となるケースもある」とベテランならではの具体例も挙げた。

さらに杉江氏は「飲み物や食事のサービス中止がしばしばある今の現場は、知識の伝承や現場教育が不足している証拠」とし、「パイロットの判断力と経験伝承による教育こそ航空安全の要」と訴える。動画の締めくくりでは「今のAIやプロジェクトも否定はしないが、こうした現場パイロットへの教育や伝承こそ最優先すべき。現場の知恵を伝えることで、乱気流事故など恐れるに足りない」と視聴者への強いメッセージで動画を締めた。

チャンネル情報

杉江弘の航空チャンネル、2025年4月18日よりスタートしました。元JALパイロットで長年機長を務めていた杉江弘が、航空評論家、ノンフィクション作家として世界の航空事情や航空機事故さらには企業ガバナンスなどを「独自の視点で解説」 新たな価値を創出し続ける持続可能なチャンネルを目指します。