ミランで“神童”と期待された男が26歳の現在は無所属に 「ミラノの地ではスーパーヒーローかのような気分だった」
サッカー界では定期的に神童と呼ばれる選手が出てくるものだが、今から10年前のミランで話題を呼んだのがMFハキム・マストゥールだ。10代の頃から話題性は抜群で、その未来は明るいと考えられていた。
しかし、今マストゥールの名前を耳にすることはほとんどない。2015年にミランからスペインのマラガへレンタル移籍すると、そこからは移籍続きのキャリアに。2016年にはオランダのPECズヴォレにレンタル移籍し、2018年にはギリシャのPASラミアに完全移籍。この頃には、話題になることはほとんどなくなっていた。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、マストゥールは当時の評判が大きすぎたと振り返っている。
「ミラノの地ではスーパーヒーローかのような気分だったよ。カカー、ロビーニョ、メクセス、ナイジェル・デ・ヨングといった選手たちと一緒にトレーニングしていた。(監督だった)ガットゥーゾは僕のことを理解してくれて、プレイさせようとしてくれたけど、うまくいかなかった。当時はSNSも爆発的に広がっていった時代だった。当時の僕にはイメージやマーケティング面を管理してくれる人が欠けていた」
神童と騒がれすぎて、その高すぎる期待に応えられず苦しむ若手選手は数多くいる。マストゥールもその1人と言えそうで、26歳の現在は期待とは大きく異なるキャリアになっている。
