Appleが販売する純正マウス「Magic Mouse」は、Lightning用の充電ポートがマウスの裏面に配置されているため、マウスを使用しながら充電を行うことができません。そこでエンジニアのイヴァン・クレショフ氏は、Magic Mouseに改造を施すことで、USB-C経由での充電に対応した、握りやすいMagic Mouseを作成しています。

I hacked the Magic Mouse

https://uplab.pro/2023/11/i-hacked-the-magic-mouse/

This Engineer Created The Best Version of the Apple Magic Mouse

https://gizmodo.com/engineer-magic-mouse-usb-c-1851031329

Hacker fixes Apple Magic Mouse's most glaring design flaws, including its oft-maligned charge port | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/news/apple-magic-mouse-issues-fixed-by-hardware-hacker

Magic Mouseの裏面には、Apple独自規格であるLightning対応の充電ポートが搭載されています。そのため、ユーザーはMagic Mouseを充電する際、作業を中断してマウスを逆向きに置き充電する必要があり、非常に不便です。



クレショフ氏はまず、薄型のMagic Mouseを人間工学に基づいた握りやすい形状へと改造するため、3Dプリンターを用いて数多くのケースを作成しました。





さらにクレショフ氏は、基板やバッテリーに改造を施して、充電用の端子をLightningからUSB-Cへと切り替えました。また、充電ケーブル接続中は電源が切れて、カーソル移動やクリックを受け付けない仕様のMagic Mouseのバッテリーにケーブルを取り付けることで、バッテリーを直接充電し、充電しながらの操作を可能にしました。





薄型のMagic Mouseを厚みのあるケースに収めつつ、通常のマウス操作を行うためには、マウスを上下半分に分解する必要が生じます。そこでクレショフ氏はクリックなどの作業を担う上半分と、マウスポインターの移動に必要なセンサーなどが収められた下半分の間に3Dプリントしたスペーサーを挟むことで、同時に両方の作業を実行可能にしました。





以下は完成した改造Magic Mouseの画像です。底面には従来のLightningポートが残されているものの、マウスの正面には新たに追加されたUSB-Cポートが搭載されており、充電しながらの操作が可能です。





実際に改造したMagic Mouseを使用している様子が以下。通常のMagic Mouseと同様の操作が可能になっています。





クレショフ氏は「今回作成した改造Magic Mouseの仕様や詳細などは近いうちにGitHubで公開します」と述べています。また、今後の予定として多色発光するライトや追加のバッテリーをマウス内に導入して、今回作成したマウスを光らせることを計画しているとのことです。