桃園・拉拉山、「国家森林遊楽区」に 行楽客に親しみやすい環境づくり進める(林務局)

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(台北中央社)北部・桃園市の達観山自然保護区が、今年第2四半期(4〜6月)に「拉拉山国家森林遊楽区」に再編されることが分かった。行政院(内閣)農業委員会林務局の林華慶局長が1日までに中央社に明かした。同局はより多くの人に拉拉山へ理解を深めてもらおうと約2年前から現地の集落や地域の能力育成を進めている。

桃園市復興区と新北市烏来区の境にある拉拉山(達観山)。山林には霧が立ち込め、仙境のような光景が広がる。ベニヒノキやヒノキなどの巨木がそびえ立つ他、タイワンツキノワグマやパサンなど絶滅の恐れがある野生動物も生息する。林務局の統計によれば、年間来訪者数は17〜18万人に上る。

林務局の担当者によれば、同局は2016年から達観山自然保護区の転換を検討。今年第2四半期に設置予定の拉拉山国家森林遊楽区の敷地面積は81.59ヘクタール。標高1400〜1900メートルに位置する。行楽客は約3キロにわたる木製の桟道を散策することもできる。

遊楽区内には観光案内所を設置し、相談サービスを提供する。また生態解説員を配置する他、現地集落と連携し、周辺の民宿から遊楽区までタクシーで送迎する仕組みも整える。園内には宿泊施設を設置しない。

林務局は現在、台湾全土に18カ所の国家森林遊楽区を設置している。

(楊淑閔/編集:名切千絵)