相次いで見つかっている偽1千元札=台湾雲林地方検察署

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(台北、雲林中央社)台湾各地で偽1千元札の被害が広がっている。中央銀行は注意を呼び掛けており、見破り届け出た場合には最高250万台湾元(約1090万円)の賞金が支給されるとしている。

中央銀行によると、相次いで見つかっている偽1千元札は、印刷されている番号が全て同じ「HR484268XD」。透かしやホログラムなどの特殊加工が施されていない上、「おもちゃ印刷所」「マジック銀行」などの文字が入っていることが多く、文房具やマジックの小道具として製造されたものが犯罪に利用されているとみられる。

本物の1千元札には15度の角度から見ると「1000」の文字が浮かび上がる。この他、数字や文字はインキが盛り上がるように印刷されていたり、角度によって1000の文字の色が変わったりする加工も施されている。

台湾雲林地方検察署(地検)は11日、30代の男2人を偽造通貨行使や詐欺などの疑いで逮捕したと発表。偽1千元札60枚を押収した。

台湾では春節(旧正月、今年は1月22日)を控えており、警察は歳末市や市場、コンビニなどで警戒を高める方針だという。

(潘姿羽、姜宜菁/編集:楊千慧)