地震対策で準備しておくこと! もしものときも慌てない普段から備え
・震度1以上を観測した地震:2424回
・最大震度4以上を観測した地震:54回
・最大震度5弱以上を観測した地震:10 回
・被害を伴った地震:7回
このデータからも日本は地震大国といえる。
そこで今回は、常に準備しておきたい「地震対策」についてまとめてみた。
■地震情報の確認方法
スマートフォンでの緊急地震速報の受信設定は、必ず確認しておこう。
大災害の発生時に緊急速報メールがスマートフォンに配信される。
〇iPhone
ホーム画面から「設定」-「通知」-「緊急速報」を選択後、
・緊急速報
・常に警報音を鳴らす
この2つをオンにする。
〇Androidスマートフォン
機種ごとに対応状況が異なるため、防災速報のアプリを入れておこう。
たとえば、「Yahoo!防災速報」を入れておくと、緊急地震速報だけでなく、津波予報、豪雨予報、土砂災害情報などの情報が得られる。
また、あらかじめ設定した地域の市区町村に、各自治体が避難指示などの避難情報を発令・解除した場合、避難情報が通知される。
インターネットで最新の地震情報を確認するなら、気象庁の「防災情報」にある「地震情報」(https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=earthquake_map)で確認できる。
過去の地震は、「震度データベース検索」(https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html)で調べられる。

気象庁の「震度データベース検索」では、地震の細かな情報が把握できる
■今、懸念されている大地震とは?
内閣府の地震災害のページによれば、今、懸念されている大地震は、
・首都直下型地震
・南海トラフ地震
・日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
この3つだ。
〇首都直下型地震
東京都を含む南関東域でのマグニチュード7クラスの地震。
内陸で起こる地震を直下型という。
内閣府によると、30年以内に発生する確率は70%程度。
首都直下型地震が発生すると、建物の倒壊や火災などにより甚大な被害が予測される。
内閣府の平成25年度 広報誌「ぼうさい」の「首都直下地震の被害想定と対策」(http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h25/74/special_01.html)によれば、被害総額は95兆円と推定される。
被害想定区域は、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡。
死者・行方不明者数は、「冬・夕方、風速8m/秒」という想定条件で、約2.3万人と推測。
住宅全壊戸数は、約61万棟と推測。東日本大震災の約5倍の規模だ。
〇南海トラフ地震
西日本全域におよぶ非常に広い地域での地震。
内閣府によると、マグニチュード8〜9クラスの大地震で、30年以内に発生する確率は70%程度。
被害想定区域は、茨城、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄。
死者・行方不明者数は、「冬・深夜、風速8m/秒」という想定条件で、約32.3万人と推測。
住宅全壊戸数は、「冬・夕方、風速8m/秒」という想定条件で、約238.6万棟と推測。東日本大震災の約20倍の規模だ。
〇日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
岩手県から北海道、千島列島に至る地震。
内閣府によると、根室域で30年以内に発生する確率は60%程度。
20mを超える大きな津波が懸念されている。
※発生予測確率は、地震調査研究推進本部による

内閣府の地震災害のページ。想定される大規模地震についての情報が集約されている
■地震対策で用意すべき防災グッズとは?
地震による家具の転倒を防ぐために、
・転倒防止用突っ張り棒
・倒れ防止ストッパー(タンスストッパー)
・転倒防止ジェルマット
これらのアイテムが有効だ。
地震や津波、火事などで避難するときに持ち出すものは、「非常持ち出し品」と呼ばれている。
非常持ち出し品は、命にかかわるものから順に揃えるとよいだろう。
「非常持ち出し品」の例
・飲料水
・食料(アルファ米、乾パン、チョコレートなど)
・毛布、アルミ温熱シート
・貴重品(現金、預金通帳、印鑑、身分証明書健康保険証や免許証のコピーなど)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬、お薬手帳など)
・防災ずきん、ヘルメット
・軍手、手袋
・マスク
・ランタン、懐中電灯
身分証明書は、健康保険証や免許証などだ。
「非常持ち出し品」の袋がある人は、万が一に備えて、これらのコピーを入れておくとよいだろう。
■100均で揃える地震対策グッズ
最近では、100円ショップでも、地震対策に使用できるグッズが販売されている。
・マスク
避難場所では密になることもあるため、マスクを用意しておいたほうがよいだろう。新型コロナウイルス感染症の対策としても必須だ。
・アルミ温熱シート
アルミ層が体の熱を反射して、体温をキープする。災害時は、簡易防寒具になる。
・レインコート
屋外の避難場所では、テントに入れないことも考えられる。レインコートがあれば、雨でずぶ濡れにならずに済むだろう。
・ブルーシート
屋外の避難場所でも、直接地面に座らずに済む。
・ウェットティッシュ
感染対策の必需品。皿を拭いて綺麗にする用途にも使用できる。
・コンパクトタオル
水に濡らすと、ウェットタオルとして使用できる。圧縮タイプなので、保管も持ち運びも便利。
・ウォータータンク
水を入れる容器。水の配給がペットボトルでないときに役に立つ。
・ランタン
懐中電灯でもかまわないが、気軽に置けるランタンが便利だ。
・携帯トイレ
避難所のトイレが混んでいることもある。携帯トイレがあれば、安心感がある
・笛
自分の居場所を知らせることができる。
・筆記用具
ボールペンや油性マジック、紙など。掲示板に連絡を残すなど、書類作成時に筆記用具があると便利。

100均で揃えられる地震対策グッズの数々
地震は、いつ起こるか、わからない。日頃から、そうした地震に備えて、対策を打っておいて損はないだろう。
・令和3年(2021 年)の地震活動について - 気象庁(PDF)
・地震災害 - 内閣府
・震度データベース検索 - 気象庁
ITライフハック 関口哲司
