黄金比で簡単!プロが教える「チキンライス」のレシピ
洋食店のチキンライスをプロが伝授
洋食屋さんでいただくチキンライス。どうしてあんなにコクがあり、あと引く味わいなんでしょう。その秘密はあの調味料をあるタイミングで加えることでした。
「ただのケチャップごはんでしょ」とあなどるなかれ。ちょっとしたコツで、風味豊かなお米と旨みたっぷりの具材が感動モノの本格味に。料理研究家のこんどうしょうたさんに教えてもらいました。
こんどうしょうたさんプロフィール
料理研究家/こんどうしょうた さん
2016 年から料理研究家として、雑誌、Web、企業のデモンストレーション、レシピ開発、CM、TV 撮影等に取り組む。大手料理教室の講師をしていた時期があり、3年弱の間に累計講師回数2,000 回超、生徒数は9,000 人を超えた。2016 年12 月、「人生デザイン U-29」(NHK)に出演。
チキンライスの味付けの黄金比は「1:1:9」
コク旨チキンライスの味付けの黄金比は、
1(無塩バター):1(ウスターソース):9(トマトケチャップ)
「おいしさの秘密はバター。加えるタイミングを意識すると、よりコク深く仕上がります。また野菜や果実の旨みが含まれたウスターソースで、さらに味に奥深さを出します」とこんどうさん。
簡単なコツで作る「チキンライス」のレシピ
材料(2人分)
・鶏もも肉……80g
・玉ねぎ……1/4個
・ピーマン……1個
・にんじん……20g
・ブラウンマッシュルーム……2個
・コーン缶……20g
・温かいごはん……250g
・白ワイン……小さじ1杯
・ケチャップ……大さじ3杯
・ウスターソース……小さじ1杯
・バター(無塩)……小さじ2杯(味付け分は小さじ1杯)
・塩、こしょう……各適量
・パセリ(みじん切り)……適量
・サラダ油……小さじ2杯
作り方
1. 鶏もも肉に下味をつける
鶏もも肉の余分な水気と脂肪を除き、1cmの角切りにします。カットした鶏もも肉を白ワインと一緒にボウルにいれ、塩、こしょうを少々。軽くなじませ、10分ほど置きます。
2. 野菜をカットする
野菜をカットしましょう。
玉ねぎ:1cmの角切りにします。
ピーマン:1cmの角切りにします。
にんじん:1cmの色紙切りにします。
マッシュルーム:薄切りにします。
コーン:水気をよくきります。
3. 野菜を炒める
フライパンにバターを小さじ1杯分、サラダ油をいれて中火にかけます。サラダ油と一緒に火にかけることで、バターが焦げにくくなるんだとか。
バターが溶けたら、カットした玉ねぎ、ピーマン、にんじんを炒めましょう。
4. 鶏もも肉や調味料を加える
玉ねぎが透き通ったタイミングで、鶏もも肉とマッシュルーム、コーンを加えます。鶏もも肉の色が変わったら、ケチャップとウスターソースをいれてさっと炒めましょう。「ごはんをいれる前に調味料を加えるのがポイントです。味が一部にかたよることなく、均一にひろがります。調味料の水分が飛ぶので、仕上がりもべちゃっとしませんよ」とこんどうさん。
5. ごはんを炒め合わせる
ごはんを加えて炒め合わせます。
全体がなじんだら残りのバターをいれましょう。仕上げにいれると、風味が飛ばずコクが強く残ります。塩とこしょうで味をととのえましょう。
器にふんわり盛りつけ、パセリをぱらりと散らしましょう。
ソースと奥深い味わいとバターのコク!
お皿にこんもり盛られた黄金比のチキンライス。オレンジ色のお米、鶏肉、ピーマン、玉ねぎ、にんじん……最後にいれたバターが絡み、きらきらと輝いています。
スプーンですくいホカホカを口に運ぶと、ケチャップの甘酸っぱさ、ウスターソースの奥深い味、そしてバターのコク……次々と旨みの波がおそってきます。ケチャップ特有の酸味も角が取れ、まろやかな味わいに。白ワインのおかげでふっくらした鶏もも肉は、調味料の風味をしっかり吸収しています。まさに洋食店でいただくチキンライスの味、そのもの!
具材のひと片ひと片、お米のひと粒ひと粒に旨みがぎゅっと凝縮したチキンライス。噛みしめるほどおいしさが口にひろがります。
