ジョン・ラームが圧巻ゴルフで首位タイに浮上(撮影:GettyImages)

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<セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 3日目◇8日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
首位と3打差からスタートした世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)が1イーグル・11バーディ・1ボギーの「61」をマーク。大会コースレコードを記録し、トータル26アンダーの首位タイに躍り出た。
圧巻のゴルフはとはまさにことだ。2番でバーディを先行させるも4番でボギー。ところが続く5番パー5では「2日連続で9番アイアン」を振り抜き、159ヤードの2打目をグリーンオンさせ2パットのバーディを奪った。そこから一気に火を噴いたようにエンジンがフル回転する。
7番からは5連続バーディを奪うと、14番でバーディ、15番のパー5では2打目を1.2メートルにつけてイーグル。16番でもバーディを奪取し、17番では9メートルをねじ込んだ。最終18番パー5でもバーディ。後半だけで8つ伸ばす「29」をマークし、キャメロン・スミス(オーストラリア)と並ぶリーダーボードの最上段に駆け上がった。
「後半14ホールで、(スミスと)2人あわせて21アンダー。このコースではそういうこともあるってことだね。楽しい戦いだったし、明日もこうなるだろう」と、最終組をともにしたスミスとのデッドヒートを楽しかったと振り返る。
トータル26アンダーは54ホール終了時点の大会記録。03年にアーニー・エルス(南アフリカ)が打ち立てたトータル31アンダーという優勝記録の更新にも期待がかかるが、「どのホールも最少スコアで上がることを考えるだけ」と、勝つためにはとにかく伸ばし続けるしかないと自覚している。
「今日のように誰が10、11、12アンダーを出すか分からない」と気を引き締めて臨む最終日。3位のダニエル・バーガー(米国)とは5打差をつけており、スミスとの一騎打ちとなりそうだが、油断することなく最後まで世界1位の誇りでスコアを伸ばす構えだ。
昨年は2度のコロナ感染にも見舞われ、優勝はメジャー初制覇を決めた「全米オープン」での1勝のみ。それでもシーズンを通して22試合中15試合でトップ10に入り抜群の安定感を見せつけた。秋は調子が上がらずに試合数を制限したが、長かった休養がさっそく吉と出た。米ツアー7勝目へ、最高の新年スタートにしてみせる。
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