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前回からの続き。5年くらい前の話です。義実家で同居をしている私たち夫婦は2年前に結婚しました。同じ市内に住んでいる義姉のマドカさんは、復職してからというもの週末になると一人息子のシュウヤくん(生後11カ月)を連れて義実家に帰ってきます。その際のシュウヤくんのお世話は、いつも私の役目。平日のある日、仕事を終えて帰宅するとシュウヤくんが来ていました。どうやら保育園で熱を出してしまい、「治るまでしばらく預かってくれないか」と義姉からお願いされてしまったのだそう。各家庭でそれぞれ事情はあるだろうし、義姉といえども他人の家庭のことです。私がとやかくいえる立場ではありません。ありません……が!



高熱のシュウヤくんは、ゴホゴホと咳をしながら私にしがみついています。きっと母親の温もりを探しているのでしょう。それなのにマドカさんも義両親もいったいどういうつもりなのか……。夜中にシュウヤくんを抱っこしながら、私はぶつけ先のない怒りが収まりませんでした。

翌朝――。



マドカさんを見送り、私がゴホゴホと咳き込んでいると、義母が私の肩に手を置きました。

義母:「あの子の気持ちも分かってあげてね」

その言葉に、この家の人たちには私の言葉が届かないんだ……そう感じてしまったのでした。

【第5話】に続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子