父親から暴力を受けていた息子、自分を守ってくれた母親の願いを叶えるため...:ゾクッとする怪感話|テレ東プラス
【この記事の3行まとめ】
・声優の伊瀬茉莉也と黒沢ともよが「行き過ぎた愛情」をテーマにした朗読劇を。
・父から暴力を受けていた息子は、自分を守ってくれた母の願いを叶えたいと思っていた。
・ところが母は、いなくなった父のところに行きたいと言い出し......?
【配信終了:2021年11月26日(金)】動画はこちら
恋は盲目と言うが、恋愛に限らず、強すぎる愛情は人間の感覚を狂わせてしまう。好きな人のためなら、というのは素敵な言葉だが、そのせいで本当に大切なものを失ってしまうかもしれない。あなたは、大丈夫だろうか。

"Mr.都市伝説" 関暁夫がMCを務めるストーリーテリングバラエティ「Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話」(毎週金曜深夜0時放送/BSテレ東)。巷でささやかれる都市伝説、人智を超えた超常現象、人間の悪意と狂気......様々なゾクッとする話を人気声優の朗読劇でお届け。
11月19日(金)の放送では、前回に引き続きアニメ「宝石の国」で共演していた伊瀬茉莉也(アンタークチサイト役)と、黒沢ともよ(フォスフォフィライト役)が登場。アニメは総合芸術だと思っているという伊瀬。重要な要素の一つである声の部門を担うにあたって、「役を生きてあげる」ことを大切にしていると語った。
怪感話#46
「お母さんのために」
浮き沈みが激しい母親(黒沢)を持つ、中学生の息子(伊瀬)。他の誰より優しい時もあれば、鬼のように怒る時もある母親だが、幸せになってほしい、支えていきたいと息子は思っていた。
ある日の夕食、母親はラタトゥイユを作った。
「あなたの好きな、ラタトゥイユよ」
息子は、ラタトゥイユが好きだと言ったことは一度もない。ただ、母親はなぜか息子の好物だと思っているので、否定はしなかった。
「あの人も、ラタトゥイユが好きだったな......」
あの人とは、父親のこと。父親は、酔うと息子に暴力を振るった。息子は、自分を守ってくれた母親の叫びを思い出す。
「あんたなんか父親じゃない! この子は私が守る」
「死んじゃえ!! あんたなんか、死んじゃえばいいんだ!!」
だが、父親がいなくなると、母親は浮き沈みが激しくなってしまった。それでも息子は、自分が我慢すれば元に戻ると信じている。そして、自分を守ってくれた母親の願いを叶えたい。そう思っていた。
「ラタトゥイユ......あの人のためにたくさん作ったのに。あの人はどこに行ったの?」
母親は、父親がいなくなったのは息子のせいだと繰り返す。
「あんたなんか産まなきゃよかった。あんたさえいなかったら私は幸せになれたのに」
息子はひたすら「ごめんなさい」と謝り続けていたが、父親に殴られ、死ねと言っていたにもかかわらず「あの人のところに行きたい」「あの人と一緒がいい」と言い出す母親に愕然とする。
なおもあの人はどこに行ったのかと聞く母親に、息子はこう告げた。
「だから、父さんは母さんが......」
「私が殺したの? ねえ、私が殺したって言うの!?」
「死ねって願ったじゃないか!!」
息子を平手打ちした母親は、「私も死にたい」とこぼす。
「僕は母さんの願いを叶えたいんだ。父さんと一緒がいいんだね。じゃあ、こういうことだよね」
息子は、父親のダンベルを振り上げる。
「これが母さんの幸せなら、これを願うなら、僕はそれを叶えてあげないとね!」
実は父親がいなくなったのは……!?
強すぎる愛情が招いた親子の真実が明らかに!
関、伊瀬、黒沢によるスタジオトークでは、料理の話題に。料理好きの伊瀬は、自信作を聞かれて「最近だと……全部美味しいんですよ」と答え、一同爆笑。一方黒沢は、セリフを覚える時などに根菜をひたすら刻む癖があると明かし、関にストレスでは?とツッコまれて「違います(笑)」と返していた。

次回11月26日(金)の放送は、石谷春貴とLynnが登場。大人気の「ヒプノシスマイク」と「ウマ娘」でそれぞれ活躍する二人。朗読劇はもちろん、郷土愛が溢れるトークも必見!
