昨年9着から見事に巻き返したサルサディオーネ(撮影:高橋正和)

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 29日、船橋競馬場で行われた第68回日本テレビ盃(3歳上・JpnII・ダ1800m・1着賞金3200万円)は、好スタートから先手を取った矢野貴之騎手騎乗の2番人気サルサディオーネ(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、4番手追走から迫った3番人気ダノンファラオ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒5(良)。

 さらに1馬身差の3着に5番人気メイショウダジン(牡4、栗東・松永昌博厩舎)が入った。なお、約10か月ぶりの復帰となった1番人気クリソベリル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は、2番手でレースを進めるも直線伸びを欠き6着に終わった。

 勝ったサルサディオーネは、父ゴールドアリュール、母サルサクイーン、その父リンドシェーバーという血統。見事牡馬の強豪を降し、スパーキングレディーC、スパーキングサマーCに続く3連勝を飾った。牝馬による本レース勝利は、JpnIIになって以降では初。