日本の高齢化、いったいどこまで深刻なの?=中国メディア
記事は、中国国内で近年第2子、第3子の出産が解禁されるなど、若い人口を増やすための様々な政策が講じられていると紹介。その目的は、高齢化による負のスパイラルに陥り、深刻な少子高齢化に陥っている日本と同じ轍を踏むことを避ける点にあるとした。
その上で、現在の日本における高齢化がどの程度深刻であるかを説明。総務省が敬老の日の20日に発表したデータで、2021年9月15日現在の65歳以上の高齢者人口が全人口の29.1%に達し、昨年より0.3ポイント増加したことが明らかになったとし、「つまり、日本では10人のうちほぼ3人が高齢者ということになるのだ」と伝えた。
また、全人口に対する高齢者の29.1%という割合は世界で最も高く、2位であるイタリアの23.6%、ポルトガルの23.1%を5ポイント以上も引き離す「断トツ」であることを紹介している。
さらに、昨年現在で生計を立てるために働いている高齢者の割合が25.1%に上り、高齢者の4人に1人が現役で仕事をしていることになると指摘。総人口が減少する中で高齢者人口が増加の一途を辿っていることで、年金の支払いが税収や現役世代の納付分では賄いきれなくなっており、政府が高齢者に「自力更生」してもらう社会環境の構築を進めているのだと伝えた。
そして、国立社会保障・人口問題研究所の推算として、総人口中に占める65歳以上の割合が2025年には30%以上に達し、第2次ベビーブーム世代が高齢者の仲間入りをする2040年には35.3%と、3人に1人を超える水準にまで高まる見込みであると紹介。「この状態を見て、危機感を覚えはしないだろうか」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
