国立競技場

写真拡大

カナダの放送局「CBC」のジャーナリスト、アドリエンヌ・アルセノー氏が2021年8月1日、インスタグラムで東京五輪会場の「粋な仕掛け」を紹介した。限られた競技場内でも日本の風情を感じられる「おもてなし」の心に、海外から注目が集まっている。

「ずっと見ていたのに、今頃気が付きました」

アルセノー氏は1日、自身のインスタグラムにブルーの柵の写真を投稿。柵の足部分に、「小さな富士山」を見つけたというのだ。

「Omg the barrier thingies at the olympic stadiums are little mt Fuji's! I have been staring at them for ages and only now realized it. Don't come at me about my observation skills. I thjnk my brain is melting in the heat. Also, well played #tokyo2020(なんと、オリンピックスタジアムの柵は小さな富士山の形をしています! ずっと見ていたのに、今頃気が付きました。私の観察力について質問しないでくださいね。暑さで脳が溶けているんじゃないかと思うほどなんです。東京オリンピック、上手いね)」

柵の足元は末広がりになっており、山形になった上部分に白いペイントが施してある。雪化粧をした富士山をイメージしたデザインになっているのだ。

ささやかな遊び心あふれるデザインに、アルセノー氏は思わず驚いて写真を撮影したようだ。

この写真を見た海外のフォロワーからは、日本らしい細やかなデザインを称賛するコメントが寄せられている。

「The eye to detail is just incredible. Well done(細部へのこだわりがとにかく凄い。上手いね)」
「I probably would have never noticed lol! So cute though!(多分、私も気づかなかったと思います(笑)! でも、とてもかわいいですね!」
「Japanese creativity at work(クリエイティブな日本の仕事だね)」