日本は高齢化社会と言われて久しいが、実際には中国も急激に高齢化が進んでいる国だ。しかし、同じ高齢者でも日本と中国では生活には大きな違いがあるようだ。中国メディアはこのほど、日本と中国の高齢者の生活を比較する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は高齢化社会と言われて久しいが、実際には中国も急激に高齢化が進んでいる国だ。しかし、同じ高齢者でも日本と中国では生活には大きな違いがあるようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本と中国の高齢者の生活を比較する記事を掲載した。

 日本の高齢者の生活について記事は、「80歳を過ぎても外で働く」と紹介。日本人は高齢になっても仕事を続ける人が多いことを強調しているようだ。記事は、日本の平均寿命は長くて健康であり、高齢になってもできるだけ他人の世話にはならず、自分のことは自分で面倒を見ていると伝えた。これは「たゆまず努力する精神」があるからだろうとしている。

 一方、中国の高齢者は「悠々自適」な生活を送っていると紹介。中国では男性なら60歳、女性は55歳で退職するのが普通であり、退職後は毎日お茶を飲んだり、おしゃべりをしたり、犬の散歩に行ったり、公園へ行って象棋(シャンチー)をしたり、広場でダンスをしたりと好きなことをして過ごすそうだ。また、多くの高齢者が進んで孫の面倒を見ていると伝えた。

 それで、高齢になっても働き続けなくてはならない日本の高齢者は、ストレスが多いと分析。毎日好きなことをして生活できる中国の高齢者の方が幸せだと言いたいようだ。
 
 中国では高齢になっても働かざるを得ない人のことを「かわいそう」と思う人が多いので、このような結論になるのだろう。確かに日本では高齢になっても働き続ける人が少なくないが、生活のためとは限らない。仕事が好きだからとか、社会貢献したいという人も少なくなく、仕事から生きがいや幸福を感じている人も多いはずであり、価値観が異なるだけと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)