《あのキスシーンはめちゃめちゃエロかった……》
《リアルすぎるキスに思わず生唾が……》

 1月10日に放送されたドラマ『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ系)に出演した鷲見玲奈(30)。視聴者の評価も上々のようだ。ドラマ内で鷲見が見せた、体を張ったキスシーンに、ネット上で冒頭のような投稿が相次いでいるのだ。

 このシーンの撮影には、裏話があった。制作担当者が明かす。

「じつはこのドラマでは、主演の本田翼さんもキスシーンがありましたが、それはいわゆるフェイクで、唇は直接接触していないんです。こういったご時世なので、口元は映さず、2人の頭が重なるイメージを遠巻きに撮影しているんです。もちろん至近距離で演技・撮影をするので、キャストばかりかスタッフも事前にPCR検査を受けています。

 そもそも今回のドラマのテーマは『マッチングアプリ』。テレ東のアナウンサー時代にアプリ経由で男性と出会っていた過去を週刊誌で報じられた鷲見さんは、イメージの問題からこのドラマには出演NGだろうと思っていたのですが、本人はそういうスキャンダルも逆手に取ろうと、ドラマ出演には積極的でした。今回のドラマの演出家が、実績ある映画監督だったのも弾みになったみたいです。

 ドラマの中では、鷲見さんのキスシーンが2回ありました。最初のシーンは、相手役の野村周平さんを先にタクシーに乗せ、そこでバイバイするというシーン。『たんに別れるだけだと味気ないから』と、彼の頬にチューする演出を、鷲見さん自ら提案してくれたんです。

 もうひとつが、がっつりキスをするシーン。さすがに直前は『あ〜、緊張する』と言っていたものの、いざそのシーンになると、堂々としたものでしたよ。

 しかも鷲見さんは、リハーサルのときからしっかりと唇を重ね合わせて、近影から遠巻きまで角度を替えて、何度も “本気キス” を演じてくれました。モニターからリアルな口づけの音が聞こえて来て『リハーサルでも本気で演じてるんだ!』と、スタッフも見入っていましたから(笑)。

 本番を終えて、さすがにホッとしたのか、『ここで弱いところを見せたら、次にお仕事が来なくなるから頑張りました!』と言っていたのが印象的でしたね。

 鷲見さんの体を張った演技に対する姿勢は、業界でもすぐに広まり評価されて、今後ウチ(日本テレビ)だけでなく、いろんな局から女優としてのオファーが届く予感がします」