日系回転寿司店、レーン上にネズミ 消費者に謝罪/台湾

写真拡大 (全2枚)

(台北中央社)回転寿司チェーン「スシロー」の新北市内の店舗でレーン上をネズミが走っていたとの情報が6日、台湾の大手インターネット掲示板に投稿されたのを受け、台湾スシロー(台北市)は同日、中央社の取材に対し、当時並べていた食材は全て破棄し、店舗全体の消毒を行ったと説明。消費者に対して謝罪の意を表明した。

ネット掲示板「PTT」に寄せられた投稿によると、投稿者は4日午後2時半ごろに中和グローバルモール店に来店。食べ始めて30分ほどした際に近くの客から叫び声が聞こえ、レーンに目を向けたところ、体長10センチほどのネズミがレーンを走っているのを目撃した。その後店員から、会計を済ませてから店を出るよう求められ、クレームを入れる場合は本社に電話をかけるよう伝えられたという。

台湾スシローは店側の対応について、当時は現場がやや混乱しており、連絡上で誤解が生じていたと弁明。当日の来店者には全額を返金するとした。

スシローは2018年に台湾1号店を出店。公式サイトによると、現在は北部、中部、南部に計19店舗を展開している。

(張雄風/編集:名切千絵)