高齢者の就労支援を行うマイスター60は12月9日、「定年後の第二の働き方」に関する調査結果を発表した。調査は11月にネット上で実施し、再雇用制度を使って働いている60〜65歳の男性500人から回答を得た。

現在の雇用体系を聞いたところ、最多は「契約社員」(64.2%)で、「正社員」(32.2%)、「アルバイト」(2%)が続いた。契約期間については「1年間以内」(48.6%)が最も多く、次いで「1年超」(38.6%)、「期間の定めはない」(12.8%)という順となった。

「転職を考えている」と2割が回答

続いて、現在勤めている会社の満足度を聞いたところ、それぞれ7割以上の人が「仕事内容」(71.6%)、「勤務日数・時間」(70.4%)に満足していると回答。しかし、「給与」(25.6%)に関しては2割強にとどまり、給与に関して不満を抱いている人が多いことが分かった。

定年退職前からの賃金の変化について聞くと、「5割以上減った」(39.8%)がという回答が最多だった。次いで「3〜4割程減った」(39.6%)、「1〜2割減った」(12.6%)、「同程度」(7.4%)、「増加した」(0.6%)と続いた。

「定年前と再雇用後の仕事内容にギャップがあったか」という質問に対しては、「勤務日数・時間」(92.4%)、「仕事内容」(92.2%)ともに9割以上が「想定通りだった」と回答したのに対し、「給与」(75.2%)では同回答がやや低く、4人に1人が「全く想定通りではなかった」(24.8%)と回答した。

現在転職を考えているかについては、2割が「転職を考えている」(20%)と回答した。給与への満足度別で比較すると、「とても満足している」と回答した人のうち、転職を考えている人はいなかった。

一方、「(給与に)ある程度満足している」で11.6%、「どちらかというと満足していない」で17.6%、「全く満足していない」で30.2%もの人が転職を検討しており、給与への不満度と転職検討率には比例関係があることが分かった。