<日本・サモア>後半終了間際に笑顔でトライを決める松島(右は福岡)(撮影・吉田 剛)

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 ◇ラグビーW杯1リーグA組 日本38―19サモア(2019年10月5日 豊田ス)

 世界ランキング8位の日本代表は、1次リーグ第3戦で同15位のサモアに38―19で勝利し、開幕3連勝。勝ち点14でA組首位に立ち、初の決勝トーナメント進出へ大きく前進した。日本は同組3位以内が確定し、次回の23年フランス大会の出場権を手にした。13日の1次リーグ最終戦(横浜)でスコットランドと対戦する。サモアは1勝2敗の勝ち点5で、1次リーグ敗退が決まった。

 前半3分、SO田村が正面のPGを右足できっちり決めて先制に成功すると、同8分にもPGで加点して6―0とリード。16分までに同点とされたが、24分に田村のPGで再びリードを奪った。WTBレメキの突破から再三チャンスをつくるもトライに繋げられなかった日本だったが、24分にサモアのFLイオアネがシンビン(10分間退場)となって数的優位を得ると、4分後に待ちに待ったこの試合初のトライが生まれた。FLリーチのターンオーバーからWTB松島の快足で敵陣深くに攻め込むと、バックスで左に展開。最後はサモア生まれのCTBラファエレが自身W杯初となるトライを決めて(田村ゴール成功)、16―6とリードを広げた。

 前半を16―9で折り返した日本は、後半開始からHO坂手に代えて堀江を投入。後半開始早々にサモアのPGで16―12と4点差に迫られたが、11分にNo・8姫野のジャッカルで反則を奪うと、田村がPGをきっちり決めて7点差に。3分後には左ラインアウトからモールで一気に押し込んでゴール前に迫り、最後は姫野のW杯初トライ(田村ゴール成功)で26―12と突き放した。

 その後は相手の圧力に苦しんで攻め込まれる場面が目立ち、後半32分にはサモアに初トライを許して(ゴール成功)26―19と再び7点差。それでも直後にWTB福岡の2試合連続トライで31―19とリードを広げると、終了間際には相手ゴール前でのスクラムからバックスに展開して松島がチーム4トライ目を奪い、執念でボーナスポイントを獲得した。

 開幕戦でロシア、第2戦で優勝候補のアイルランドを破る金星を挙げたのに続き、これで開幕3連勝とした日本代表。W杯3勝は、前回15年大会に並ぶ1大会最多勝利となった。