【前園真聖コラム】第256回「大船渡高校の監督の決断は尊重されるべき」
高校野球で大船渡高校の国保陽平監督が佐々木朗希投手を出場させず、試合に敗退してしまったことが話題になっています。
サッカーと野球では競技が違うので、一概にサッカーのケースを野球に当てはめられるとは思いません。ですが、僕はいろいろな状況を知り、考えた末に監督が決断したのでしょうから、その判断は尊重されるべきだと思います。
佐々木投手は未来の日本や球界を背負うだろう、将来性のある選手だと思います。その選手が肩を壊す可能性があるのなら、そこは回避させてあげるのが指導者ではないでしょうか。
たぶん佐々木選手は投げたかったはずです。プレーしたくない選手はいないでしょう。仲間と一緒にマウンドに立ちたいという思いもあったのだろうとも想像します。
ですが、高校までの18年間よりも残りの人生は何倍もあります。そこを考えて、コントロールしてあげるのも監督の役割です。
もしかしたら甲子園に出場することで、他の選手の今後にいい影響があるのかもしれません。ですが、たぶん全てが変わるわけではないと思います。みんな、いつかは自分の力で道を切り開かなければならないのです。
僕の高校時代を考えると、確かにケガを押して出場するということはありました。そこで万全ではない状態で何ができるかなど、学んだことはありました。ですが全てがよかったとは思いません。
佐々木投手が今後活躍し、世界に羽ばたいていけば、きっと大船渡高校は称賛されるはずです。高校時代に成果を上げることが目標ではなく、選手を育てた学校として讃えられることでしょう。国保監督は目の前の勝利だけを選ばず勇気ある決断をしたと、僕は思います。
サッカーと野球では競技が違うので、一概にサッカーのケースを野球に当てはめられるとは思いません。ですが、僕はいろいろな状況を知り、考えた末に監督が決断したのでしょうから、その判断は尊重されるべきだと思います。
佐々木投手は未来の日本や球界を背負うだろう、将来性のある選手だと思います。その選手が肩を壊す可能性があるのなら、そこは回避させてあげるのが指導者ではないでしょうか。
ですが、高校までの18年間よりも残りの人生は何倍もあります。そこを考えて、コントロールしてあげるのも監督の役割です。
もしかしたら甲子園に出場することで、他の選手の今後にいい影響があるのかもしれません。ですが、たぶん全てが変わるわけではないと思います。みんな、いつかは自分の力で道を切り開かなければならないのです。
僕の高校時代を考えると、確かにケガを押して出場するということはありました。そこで万全ではない状態で何ができるかなど、学んだことはありました。ですが全てがよかったとは思いません。
佐々木投手が今後活躍し、世界に羽ばたいていけば、きっと大船渡高校は称賛されるはずです。高校時代に成果を上げることが目標ではなく、選手を育てた学校として讃えられることでしょう。国保監督は目の前の勝利だけを選ばず勇気ある決断をしたと、僕は思います。

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。