次の“球界最年長”の看板は…

写真拡大

三浦大輔の引退でまたひとつ若返り

 20日、DeNAの三浦大輔が今シーズン限りでの現役引退を発表。横浜一筋25年、球界最後の“大洋戦士”がユニフォームを脱ぐことを決断した。

 これにより、今年も“球界最年長”の称号はまたひとつ下に降りることになった。来季から“球界最年長選手”となるのは、1974年4月2日〜1975年4月1日に生まれた世代。現在も現役でプレーを続けているその世代の選手は以下の3人である。

【次期・球界最年長は...】

1974年11月10日 岩瀬仁紀(中日)

1974年12月 4日 井口資仁(ロッテ)

1975年 2月10日 黒田博樹(広島)

◆ 稀代のスラッガーを産んだ世代

 来年で42歳を迎える“74年世代”。芸能界ではSMAPの草なぎ剛やTOKIOの国分太一、お笑いでは有吉弘行や千原ジュニア、その他にもボブ・サップやレオナルド・ディカプリオといったところが同世代にあたる。

 球界で言うと“ゴジラ”こと松井秀喜が世代の筆頭株。甲子園での5打席連続敬遠は今なお語り継がれる伝説である。また、その松井が後に同僚となるアメリカの“スーパースター”、デレク・ジーターも同じ世代だ。

 ちなみに、海外ではイチローが1973年10月22日生まれで三浦と同世代にあたる。もし万が一イチローが日本電撃復帰ということになれば、ただ一人で“球界最年長”の看板を背負うことになるので、最後に付け足しておく。

 世の中に勇気を与えるベテラン選手たちの奮闘。来年以降も“おやじパワー”に期待したい。

【40歳以上のプロ野球選手】

41歳 岩瀬仁紀(中日)

41歳 井口資仁(ロッテ)

41歳 黒田博樹(広島)

41歳 倉 義和(広島) → 今季限りで引退

40歳 松井稼頭央(楽天)

40歳 福浦和也(ロッテ)

40歳 サブロー(ロッテ) → 今季限りで引退

40歳 相川亮二(巨人)

40歳 川井貴志(楽天)

※2016年9月20日現在