学生の窓口編集部

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1月17日放送、「この差って何ですか?」(TBS)では、炭酸飲料の吹きこぼれをたった30秒でなくすには鼻歌を歌うだけという裏ワザ。炭酸飲料の吹きこぼれを防ぐ方法とは、ペットボトルを首と肩ではさんで炭酸飲料の吹きこぼれをなくすには、30秒間鼻歌を歌うだけ、30秒ほど鼻歌を歌うといい。番組では秋川雅史の「千の風になって」を使って実験。思い切り振った炭酸飲料のペットボトルを、片方はそのままでもう一方は裏技を使い、30秒後にフタをあけると、何もしてない方は吹きこぼれたのに裏技を使った方は吹きこぼれなかった。

炭酸飲料は、液体の中に炭酸ガスが溶け込んでいる。大きく振ると液体に溶け込んでいる炭酸ガスが泡になって外に出ようとする。そのため振った状態でフタを開けると泡が周りにある液体を押し上げるので、吹きこぼれてしまう。しかし炭酸ガスの泡は微弱な振動を与えると、泡同士がぶつかり消えていく性質がある。その微弱な振動を、喉で起こすのがこの裏ワザだ。なので喉に当てて30秒ほど鼻歌を歌うと微弱な振動によって炭酸ガスが消えるため吹きこぼれを防ぐことができるのだ。

炭酸飲料のサイダーを使うと、切り花が長持ちするという裏技がある。一般に、茎を斜めに切ったり、漂白剤を入れたりすると、4,5日長持ちする。だが炭酸飲料のサイダーを使って、500mlの水に対して2割ほどサイダーを入れるだけの簡単な裏技だ。これを使うと、7日経っても茎が折れたりしなかった。炭酸は酸性の炭酸飲料なので殺菌効果があり、水を綺麗に保つことができるため、またサイダーには糖分が含まれているため、糖分が養分となって花が長持ちすることが可能となる。

炭酸水を使った卵料理の裏ワザもある。卵2個に対して大さじ1杯ぐらいの炭酸水を入れる。味付けをした後、炭酸水は最後に混ぜる。卵の中で炭酸水が泡立ち、ふんわりと焼きあがるのだ。どんな卵料理にも使えるので、ぜひ大さじ1杯混ぜてみてほしい。

清涼飲料水の売上は、2015年4月のランキングが発表されたところによると、1位はサントリーのレモンジーナ。2位は大塚製薬のオロナミンC。3位はコカ・コーラのコーラ、4位はサントリー伊右衛門、5位は伊藤園のおーいお茶となった。オロナミンCが健闘している。レモンジーナはCMなどが功を奏して売上が急増した。アメリカでは、コカコーラが人気だ。2位はダイエットペプシとなっている。

清涼飲料水の業界規模は4兆3,075億円。トクホなどの健康志向飲料が好調で、若年層を中心にエナジードリンクもヒットしている。消費者の健康意識の高まりを背景に、お茶やミネラルウォーター、トクホ、野菜系飲料が好調。代わって、日本の場合はコーラやサイダーといった炭酸飲料は減少傾向にある。また若年層を中心にエナジー系飲料がヒットしており、レッドブルやモンスターエナジー、burnなどがヒットしており、コンビニを中心に業績を伸ばしている。

全体的に、消費者の健康志向を反映した低カロリーで低糖類タイプの飲料や栄養ドリンク系飲料が好調で、缶コーヒーはコンビニコーヒーに押され気味で苦戦を強いられている。