【海外発!Breaking News】26歳女性、脳腫瘍を摘出したら毛に歯に骨。バニシング・ツインの胎児だった!(米)

ロサンゼルスの名医の執刀によりこのほど脳腫瘍の摘出手術を受けたのは、「インディアナ大学」の博士課程に身を置いているヤミーニ・カラナムさん(26)という女性。昨年9月に読解、聴解力が非常に低下していることに不安を覚え、医師の診察を受けたところ脳腫瘍と診断され、低侵襲手術の権威であるHrayr Shahinian博士が率いる脳外科手術の専門機関「Skull Base Institute」を紹介されたのであった。
生き残れなかった胚芽や胎児は普通であれば母体の中に自然に吸収されてしまうが、このたびのケースのように稀にはどこかへ移り住んでしまうこともある。香港で2010年、女の赤ちゃんが体の内部にほかの赤ちゃんを2体宿して誕生していたことが今年になって明らかにされ、世界中の周産期医療に携わる人々を驚かせていた。赤ちゃんが生後3週目になってからその胎児が取り出されたが、へその緒、手足、皮膚、胸郭と骨、腸、脳の組織が確認されるなど、かなりの大きさに育っていたという。
また2013年には南米コロンビアで、いわゆる“不育症”が「石胎(石児)」と化したケースが大きな話題となった。82歳の女性が感染性胃腸炎の可能性で受診した際、腹部の異常な張りにレントゲン検査を受けたところそれが発覚。女性は40年前に子宮外妊娠の中でも珍しい腹膜妊娠を経験しており、成長を止めた胎児が自己防衛手段として石灰化して腹部に宿っていたとみられ、その後は摘出手術が成功している。
※ 画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)