W-1が米初上陸、元鉄人夫人も出場
メインイベントにはUFCで9勝5敗という戦績を残しながら、今年1月のWEC合併時の大量リリースで放出されたマーカス・デイビスが出場する。UFC離脱後はウェルター級に階級を戻し、カナダのMFCなどで3連勝中、通算戦績20勝8敗とする強豪は、チャック・オニールと対戦する。
打撃系、特にパンチで攻める印象が強いデイビスだが、その実、ヒザ十字やアキレス腱固めなど、足関節を繰り出す器用さも併せ持つ。TUFシーズン2ファイターとして、TUFシーズン13出演者に貫録を見せたい勝負だ。
米国の中堅MMAイベントでは、元UFC組をメインに、その他は地元カードで埋めるボクシングタイプの興行が増えているが、同大会もそのケースに近い。ただし、強豪ジムが多いフロリダでの開催ということもあって、ローカル勢同士の対戦がインターナショナル・レベルのマッチアップとなるケースがある。
それがセミファイナルで行われるライト級戦、ルイス・パロミーノ×エジソン・ベルト戦だ。ベラトールで活躍してきたパロミーノと、エリートXCでメジャーを経験しているベルト。ハイチ出身のベルトは、古き良きサブミッション・ファイティング=極め系のファイターで、足関節、特にヒールフックを得意としている。
キャリア15勝7敗1分と2勝1敗というペースで来ているベルトは、敗れはしたもののイーブス・エドワーズやKJ・ヌーン、コナー・ヒュンらと対戦経験もある。一方、ルイス・パロミーノはペルー系米国人ファイターで、16勝7敗とベルトと似た戦績を残している。鋭い打撃が売りのパロミーノは、ホルヘ・マスヴィダルを破ったこともある。
打撃と関節、得意分野は違うが一発を持つフロリダ・トップ対決は、KOならパロミーノ、一本ならベルト、そして判定ならパロミーノという勝負になりそうだ。また同大会では女子MMAも組まれており、元鉄人夫人キム・クートゥアーがプロMMAデビュー戦のスージー・モンテーロと対戦する。
ランディ・クートゥアーとの離婚後もMMAに挑み続けるキム。戦績は3勝5敗と振るわないが、8月に所属するTAP OUTジムのコーチ=ショーン・トンプキンスを亡くしており、弔い合戦となるだけに、いつも以上に気持ちがこもったファイトを見せてくれそうだ。
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