W杯で韓国人に「つり目」ジェスチャー、メキシコ人男性が謝罪=韓国ネット「アジア系全体への差別」

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2026年6月15日、韓国メディア・ニューシスはワールドカップ(W杯)北中米大会の会場で韓国人に対して「つり目」のジェスチャーを行い、人種差別との批判を受けたメキシコ人男性が公開謝罪し、所属団体の会長職を辞任したと報じた。

記事によると、問題となったのは12日(日本時間)、メキシコ・グアダラハラのエスタディオ・アクロンで行われた韓国対チェコ戦での出来事。会場で観戦していた韓国人インフルエンサーの後方に座っていた男性が、両手で目を横に引っ張る動作を見せ、その様子がSNS動画に映り込んだ。

動画を公開した韓国人インフルエンサーは「W杯観戦のため世界各地を訪れてきたが、人種差別に遭った」と投稿。映像は拡散され、男性の身元が特定された。男性はメキシコ・ハリスコ州測量・地理情報技術者団体(CITGEJ)の会長を務めるウリセス・ベルナル氏だった。

批判が広がる中、同氏はSNSで謝罪動画を公開。「外国人がメキシコを訪れた際、自分の家のように気楽に過ごしてほしいと願っているのに、自分はその逆の行動を取ってしまった」と述べ、「不適切な行為で傷つけた韓国人の方に謝罪する」と表明した。

さらに「韓国社会、外国人コミュニティー、そして私の行動に同意しない全てのメキシコ国民にも謝罪する」と述べ、協会会長職の辞任も発表。「今回の件は完全に個人の行動によるもので、組織とは無関係だ。責任は自分が負う」と説明した。

また、被害を受けた韓国人インフルエンサー本人とも連絡を取り、直接会って謝罪する方法を話し合っているという。

これについて韓国のネットユーザーからは「なぜこんなことをするのか」「みんなが楽しんでいる場で、わざわざ人をあざける。全く面白くないし理解できない」「こういう人たちは、W杯のために世界中から観客が訪れていて、自分の行動が他の人から見られているということすら分かっていない」「韓国人だけじゃなく、アジア系全体への差別だ」「SNS時代はスタジアムの一瞬の行動でも世界中に広がるということを覚えておいた方がいい」などの声が上がった。

一方で、「問題が起きた後に逃げずに謝罪した点は評価したい」「謝罪の内容も真摯に感じる」「この件では、メキシコの人たちが韓国人より怒っていたのが印象深かった」「正直、謝罪までの対応が早くて驚いた」「あとはやられた本人が許すかどうかだと思う」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)