遠藤の離脱について言及した堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップ初戦のオランダ戦まであと3日。最終調整に入っていた日本代表に、まさかの事態が起こった。

 現地6月11日、日本サッカー協会(JFA)は、主将のMF遠藤航の怪我による離脱とFW町野修斗の追加招集を発表した。新キャプテンにはDF板倉滉が任命されている。最終決定は森保一監督が下した。

 JFAの山本昌邦技術委員長によれば、遠藤が板倉とだけ話をし、全員の前では語らなかった。また、残る選択肢もあったなかで、本人が離脱を決めたという。

 練習後、「悲しかった」と口にした10番の堂安律は、遠藤がチームに残らなかった決断を下したことについて、こう慮った。

「彼は彼でたぶんアイデンティティというか、持論があると思うし。どの考えが良いとか悪いとか関係なく、彼のアイデンティティがあって、彼の持論があって、その決断をしたと思うので。それを押し付けるような事は誰もしないと思いますし。森保さんとしても、協会としても、おそらくそういう事はしないと思うので」
 
 背番号10は「彼が今まで代表に対してやってくれたことを、監督をはじめ、協会を含めて、リスペクトしたうえでこういう決断になったと思うので。僕たち選手はそこに対して口を出すつもりはなく、彼の思いも含めてやっていくしかないなと思います」と神妙な面持ちで語った。

 遠藤の気持ちを推し量るのは難しい。ただ、それだけショックを受けていたというのは想像に難くない。堂安の言葉通り、その思いを胸に、日本代表は14日のオランダ戦に集中するしかない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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