スポニチ

写真拡大

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が22日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。巨人で現役引退した川相昌弘氏をテスト入団で現役復帰させた秘話を明かした。

 2003年8月20日の横浜戦でバントを決めて512犠打の世界記録を達成した川相氏はこのシーズン限りで引退を表明。原辰徳監督の要請もあり1軍内野守備・走塁コーチ就任が内定していたが、まさかの原監督辞任によって契約が保留され引退を撤回した。

 中日の監督に就任した落合氏は川相氏の実力を分かっていただけに声を掛け入団テストが決まった。ただし「あれだけ実績のある選手。本気度を試す意味で、飛行機に乗った時点で合格なんだよ」と獲得は決めていた。

 その入団テストも「一日でいいよ」と言っていたが、「3日間か4日間ぐらい練習して帰った」と落合氏の想像以上の動きを見せた。

 「川相っていえばバントってイメージがあるけど、総合的に見てまだ使えるか使えないのかの判断。(ポジションが)サードからショートにまわっていたからね。サードでどうなのかなと思ったらちゃんと無難にこなしていたから」と期待通りの活躍へとつながった。

 落合氏の考えも変わらず「あくまでも立浪の控え」。守備固めと「ここでバントが必要だなと思ったらピンチヒッターとして使う」と起用方法はブレなかった。