日本テレビの単独取材に応じた中村夏幹くんと中村獅童さん

写真拡大 (全5枚)

歌舞伎俳優の中村獅童さん(53)と中村夏幹くん(5)親子が、日本テレビの単独取材に応じ、東京・歌舞伎座で上演される「六月大歌舞伎」(6月3日初日〜25日千穐楽)昼の部『子連れ狼』に挑む心境を語りました。また、来年2027年に小学生となる夏幹くんが楽しみにしていることを明かしました。

2人が出演する『子連れ狼』は、1973年から1976年にかけて放送された、獅童さんの叔父・萬屋錦之介さんの主演ドラマ。妻を殺された拝一刀と息子・大五郎が、復讐(ふくしゅう)の旅をする物語です。獅童さんは、主人公・拝一刀を勤め、夏幹くんは、息子・大五郎を勤めます。

舞台に挑む気持ちについて獅童さんは、「大好きな(萬屋)錦之介の叔父が、大切に演じたお役でもございますので、そういうことをきちんと思ったうえで、大切に自分自身、中村獅童の『子連れ狼』だと言ったら生意気ですけど、ひと月一生懸命やらせていただければと思っております」と心境を明かしました。

■父を呼ぶセリフはもちろん“ちゃん” 呼び方で違う意味

ーーおなじみのセリフはあるんでしょうか?

夏幹:ちゃん。

獅童:(夏幹くんの呼びかけに)黙ってうなずく。「大五郎行くぞ」と。あうんの呼吸というか。

ーーセリフ「ちゃん」は、呼び方によって使い分けたりするんですか?

獅童:(作中では)緊急事態の時の“ちゃん”というのがありますよね、「大変だよ」というのが。それと返事の時の“ちゃん”というのがあります。「分かったよ、父さん」という“ちゃん”。それから誰かが死んだときの“ちゃん”。

■夏幹くん「かっこいいところを見てもらいたい」

ーー見所を教えてください。

夏幹:やっぱりかっこいいところを見てもらいたい。

獅童:敵の目をそらすために、大五郎が機転をきかせてある動作をする。そこがやっぱり、親子が意思疎通、あうんの呼吸で、大五郎が一芝居打つところがあるので、そういう所(が見所)だと思います。

夏幹:(お気に入りは)ここの(頭にある)リボンかな

獅童:カツラに付いているやつね。あと箱車に乗るの楽しみでしょう?

夏幹:うん。

獅童:(子連れ狼は)史実じゃないから、コミックだからコミック的な時代劇の作りで、日本だけじゃなく、海外の方でも楽しんでいただけるようなエンターテインメントとして『子連れ狼』を作りたい思いがあったんです、2006年の時に映像として。その時アメリカで日本ブームがきている時だったから…。

獅童:最近、スターウォーズの公式が『子連れ狼』インスパイアということを認めているから、それもうれしい。スターウォーズみたいな大作に『子連れ狼』のエピソードが使われる。日本人としてうれしいですし、今回の舞台に関しては、もう70年代のドラマをベースに奇をてらうことなく、わざと70年代の香りのする作りにしているので、僕より上の世代の方たちはものすごく懐かしい感じになっていただけたらうれしい。また、若い方たちはこういう感じなの新鮮だなっていう。あえて音楽も、70年代を使っている。その辺も楽しんでいただけたらうれしいです。

■来年から小学生の夏幹くん 楽しみは?

ーー夏幹くんは、来年2027年に小学生になりますが楽しみにしていることは?

夏幹:はるくん(兄・陽喜くん)の学校が自由すぎて楽しみ。

獅童:お兄ちゃんと同じ学校に入りたいみたいで。陽喜も夏幹も幼稚園は一緒なんですね。小学校に上がると自由というか、自由な学校なので服装も私服だったり、髪の毛とかも…。

夏幹:帰りもはるくん(兄・陽喜くん)と一緒に行ける(帰れる)。

獅童:「そこの学校に入りたい」と言って。受かれば入れるし、チャレンジしたいんでしょ?

夏幹:うん。

ーー行けそうですか?

夏幹:めちゃくちゃ行けそう!