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17日、最高気温が30度以上の「真夏日」となったのは、全国で200地点。100地点を超えるのもことし初めてで、その倍以上となりました。まだ5月、体が暑さに慣れていない中での真夏日に各地で困惑の声が聞かれました。

また暑い日々がやってくるのか、そして今年の夏は去年より暑いのか。最新の予測でわかったことは──。【真相報道バンキシャ!】

■都心でも今年初の30℃超 全国で真夏日

バンキシャが向かったのは“暑さで有名な街”大分県日田市。この日の気温は34.3℃まで上昇。まだ5月半ばなのに「猛暑日」一歩手前の暑さになっていた。

Cafe & Bar 琴音庵 店主
「夏が早く来ちゃったなという印象」

市内のカフェでは、かき氷の売れ行きが好調だという。

東京都心でも今年初めて30℃を超えるなど、17日、全国で真夏日となったのは200地点に達した。

大阪では、国内最大級のコスプレイベント『日本橋ストリートフェスタ2026』が行われていた。“ホコ天”となった商店街を練り歩くのだが、強い日差しがコスプレイヤーに降り注ぐ。

コスプレイヤー
「もう、そろそろ限界です(Q:中の状態は?)汗ドロドロです」

コスプレイヤー
「めちゃめちゃ暑い。塩あめなめて頑張ってます」

こまめな水分補給など熱中症対策を行う人もいたが、熱中症とみられる症状で病院に搬送されるイベント参加者もでた。

■挙式の2人…白無垢で「中はだいぶ汗ばんでます」

16日、バンキシャは広島県の宮島へ向かった。出会ったのは、亮さん(36)と愛香さん(30)の2人。

2人が宮島を訪れた目的は……。

愛香さん
「着付けをちょっと…します」

2時間後「羽織袴」と「白無垢」姿で現れた亮さんと愛香さん、2人は、これから結婚式を行うという。愛香さんは4枚も重ね着。

愛香さん
「お布団をかぶっているような感覚です」

式場に向かう前に、まずは記念撮影。まだ涼しい時期ということで、5月に式を挙げることにしたという。式場は、世界遺産でもある厳島神社。正午ごろから屋外で記念撮影をするが、撮影を終えるたびに、すぐさまメイクを直す。さらに撮影スタッフや新郎の亮さんら3人が扇子で愛香さんをあおいでいた。

このときの気温は、手元の温度計で29.2℃。照りつける日差しに……。

愛香さん
「(着物の)中はけっこう汗ばんでる」

そんな愛香さんの首もとに着付師がそっと小さな保冷剤を差し入れる。

愛香さん
「気持ちいい」

着付師
「夏場になると持って歩いてお渡ししたり、ここ(首もと)に忍ばせたり」

バンキシャ!
「まだ5月ですけど」

着付師
「けど…、もう暑いので」

この日は暑さを想定して、8個の保冷剤を用意してきたという。

愛香さん
「けっこう暑かったです。たくさんの人が祝ってくださって、本当にありがたいです」

■人力車の新人車夫“これ以上はほんとしんどい”

16日、真夏日を観測したのは全国で40地点。今年の最高気温を更新する場所が相次いだ。バンキシャはそのうちのひとつ福岡・柳川市へ。一番近い観測地点の最高気温は31.5℃だった。

取材したのは、人力車の新人車夫・松尾天翔さん(21)。

人力車「車華力」松尾天翔さん
「30℃超える日は(いままで)ないです。初めてですね」

真夏日に人力車を引くのは、16日が初めてだという。

そして午後1時すぎ、1組目の客がやってきた。2人を乗せて人力車を1キロほど引く。

人力車「車華力」松尾天翔さん
「暑い時はやっぱり体力消耗するので」

客を降ろした後は、水分補給。そしてそのわずか10分後、2組目を乗せた。

人力車「車華力」松尾天翔さん
「長袖、暑くないですか?」


「暑いですね、涼しい半袖・短パンが正解です。もう暑い」

人力車「車華力」松尾天翔さん
「まだ5月でこの気温なので、7月、8月、これ以上になってこられるとほんとしんどいですね」

熱中症か…伝統の「川渡り神幸祭」で搬送も

16日、30℃超えが相次いだ福岡県。田川市では、約470年続く「川渡り神幸祭」が行われていた。神輿と山笠が川を渡る初夏の風物詩だ。

田川市の消防によると、この祭りで熱中症の疑いによる通報が5件あったという。そのうち70代の男性がめまいを訴え、病院に搬送された。

さらに、バンキシャの取材中にも、地面に座り込む男性の姿が見られた。脱水によるものだろうか、祭りの準備中に右足がつって動けなくなったという。

■今年の夏は、去年より暑い?

去年は、群馬・伊勢崎市で41.8℃と歴代最高気温を更新。その原因は高気圧の配置にあったという。

気象予報士・伊藤宏幸
「去年は、ダブル高気圧と言われる状態で、記録的な暑さとなったんです」

暑さの原因となる太平洋高気圧とチベット高気圧が、日本付近で重なったことで異例の事態に。では、今年は──。

気象予報士・伊藤宏幸
「チベット高気圧は、平年並みかやや強い程度というふうにみられている。去年のような記録的な暑さというほどではないかと思います。それでも、6月、7月は全国的に平年よりも気温が高い予想になっているので、熱中症対策はしっかりと行う必要があります」

(5月17日放送『真相報道バンキシャ!』より)