中東情勢に関する関係閣僚会議で発言する高市首相(左から2人目)(12日、首相官邸で)=米山要撮影

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 高市首相は12日、首相官邸で開いた中東情勢に関する関係閣僚会議で、6月分の原油調達を巡り、ホルムズ海峡を経由しない代替調達により前年実績の7割以上にあたる量の確保にめどがついたと明らかにした。

 新たにアフリカからも調達するという。

 首相は、5月分の代替調達は前年実績の約6割となるとの見通しを示した上で、「調達先の多角化が進展している」と強調。また、必要な原油が確保できる見通しとなったとして、今月中は石油の国家備蓄放出を実施しない方針も表明した。

 一方で、「足元では流通の目詰まりが生じている物資がある」とも指摘。建設用のシンナーや塗料、断熱材などを例示し、関係閣僚に対応を指示した。食品包装資材のインクの原料に関しては「前年実績での供給が可能だと確認できている」と述べた。