阪神・梅野隆太郎 今季初先発マスクを振り返る 「浩人を何とかしてあげたいなって」
◇セ・リーグ 阪神3―0巨人(2026年5月3日 甲子園)
阪神・梅野が今季初先発マスクで才木の完封を演出した。変化球を効果的に使い、巨人打線の裏をかいた。長くコンビを組んできた右腕の力を引き出した。試合後、報道陣との主なやりとりは以下の通り。
―心地よい疲労感か?
「浩人(才木)が前回、前々回とちょっと苦しんでいたので、なんとかしてあげたいなっていう(気持ちだった)。今まで浩人と組んできた中で、ジャイアンツ戦は粘り勝ちしていることの方が多かった。1点取られても2点目を防ぐとか、そういうところを意識してやった結果、本当に踏ん張ってくれた。ゼロという最高の形で終われたことは、個人的にも嬉しいし、チームとしても最高の結果で終われたと思う」
―序盤は変化球を効果的に使っていた。
「(ストライク)ゾーンの中で何で空振りを取れるのか、ファウルを取れるのか。いろんなことを想定しながら(リードした)。ガンガン押していけたらよかったけど、今日は相手バッターとの駆け引きがうまくいけたんじゃないかな。まあ何よりも勝ったことが良かった」
―このアウトがあったから、7回無失点の結果に導けたというポイントはあるか?
「やっぱり(2回と5回の)ピンチでの三振。ランナーが得点圏にいるところでの三振は、自分でも取りたいところ。そこで狙って三振を取れたことが、一番良かったと思う。そこで本当、粘れたし。(2回無死一、二塁は)低めで2者連続三振があったりとか。そういうところがポイントとなったとは思う」
―そこが才木投手のいいところ。なんとかしてあげたかった。
「ピンチでは球数をかけてでも三振を取りたい。そこで引くだけじゃなくて押せたと思う。若いアウトカウントでは、真っすぐを安打されることはあったけど、ピンチでは行くところは行って落とすところは落として。ポイント的には、三振を取って帰って来られたっていうのは非常に大きなことで。やっぱりそういうピッチャーだから。球数はもちろん多くなるけど、その中で粘り強く投げていくのが先発ピッチャーの役目なので。それができたかなとは思う」
―気持ち的な部分でサポートできたらなと。
「なんていうか、本人も悔しい思いはあったのかなって。それと、なんとかしたいという自分の気持ちとが噛み合った。こうやって結果が出たことが非常にいい部分だったと思う。投球うんぬんよりも、前向きな気持ちにさせるのが自分の仕事だと思う。そこをできたことが、7イニングを投げきれる要因でもあるのかなと、勝手に思ってるんですけど」
―今季初スタメンマスクで勝利に貢献した。
「(プロ通算で)これだけ試合に出させてもらって、どれだけ出ても、チームが勝つことはキャッチャーとしてはめちゃくちゃ嬉しいこと。こうやって貢献できたことが何より良かったかなと。いい意味で、浩人をここから盛り返していけるようにできたら、なお最高かなと思う」
